薄型軽量で、さらに光学式手ブレ補正に高感度撮影と、コンパクトデジタルカメラとして完成度の高いスペックを誇っていたソニーの“サイバーショット”「DSC-T9」に後継機が登場した。 今回登場した「DSC-T10」は、人気のT9の特徴をブラッシュアップしたモデルだ。大がかりなバージョンアップはないが、必要な機能はほとんど備えたと言えるほど充実した機能はそのままに、さらに使い勝手を高めたのがT10だ。 細かい変更で使い勝手とデザイン性を向上 新製品となるT10は、外観についてはT9とほとんど変わらない。本体前面の半分を覆うレンズカバーを下にスライドさせるデザインを継承。全体のデザインもほとんど変化がない。大きな違いとしては、レンズカバーの下の細いデザインアクセントがなくなり、正面向かって左側にふくらみを持たせ、材質を変えることでデザインが変更されている。