NTTデータなど8社/団体は2010年10月22日、オープンソースのクラウド基盤構築ソフト「OpenStack」のユーザー会である「日本OpenStackユーザ会」を設立した。OpenStackは、米国のNASA(航空宇宙局)や大手IaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)事業者である米ラックスペースなどが開発を進めるソフトで、10月21日(米国時間)にソフトのダウンロードが始まった。 OpenStackは、仮想マシン管理ソフトの「OpenStack Compute」と、ペタバイト級の分散ストレージを構築するソフトである「OpenStack Object Storage」の二つで構成する。いずれもNASAやラックスペースが、自社のために開発したものを、オープンソース化したものだ。日本OpenStackユーザ会は、これらOpenStackのソフトウエアに関するニュースやマニュアル
CitrixがAWSのEC2のようなクラウドサービス構築のためのIaaSサービスを発表した。オープンソースのOpenStackをベースにしている。 米Citrix Systemsは5月25日(現地時間)、オープンソースのクラウドプラットフォーム「OpenStack」ベースのIaaS(サービスとしてのインフラストラクチャ)「Project Olympus」を発表した。サービスプロバイダーや企業のクラウドサービス構築を支援するフレキシブルなクラウドソリューションという。 OpenStackは、米Rackspace HostingがNASA(米航空宇宙局)の協力を得て2010年7月に発表したオープンソースのクラウドプラットフォーム。Citrixのほか、Dell、Intel、AMD、Cisco Systems、NTTなど約60社がプロジェクトに参加している。 Project Olympusは、Ci
Open Stackが狙いを簡単に言ってしまえば、独自仕様でクラウド業界を事実上独占しているしているAmazon Web Servicesの牙城を切り崩したい、という業界全体の戦略、と片付ける事ができる。 事実、AWSの市場シェアは恐らく誰も追いつく事が出来ない規模に達している、と見る意見が多い。 周りを見渡せば、Google、Microsoftがデータセンタの規模、という観点では競合出来うる可能性を秘めている、言える一方、提供サービスの幅、パートナー戦略、B2B市場での実績、では、AWSが相当先行している、という解釈に至ってしまうからである。 その中で、Rackspace Hosting社は、運用しているWebサイトの数では、業界での唯一AWSに対抗しうる件数を誇るベンダーである。 それ故、クラウド事業者としてはAWSの競合として比較される事が多いが、Rackspace Hosting社
2011/05/26 米シトリックス・システムズはOpenStackベースのクラウド構築/運用ソフトウェアを今年中に提供開始する。同社は5月25日(米国時間)、サンフランシスコで開催中の「Citrix Synergy 2011」で、これを明らかにした。 シトリックスはこの製品を「Project Olympus」というコードネームで呼んでいる。Project Olympusは、「シトリックスが認定した」OpenStackに、「クラウドに最適化した」XenServerをパッケージしたものになるという。同社は一方で、Project Olympusはハイパーバイザ非依存を目指しており、VMware ESX、Hyper-Vにも対応するとしている。 Project Olympusは、OpenStackの単なるディストリビューションなのだろうか。どこで他のOpenStackベースのクラウド運用ソフトと差
2010/10/22 NTTデータら5社/3団体は10月22日、オープンソースのクラウド基盤ソフトウェア「OpenStack」の情報発信、普及を目指し「日本OpenStackユーザ会」(JOSUG)を設立した。クラウド基盤ソフトウェアを包括的に扱うコミュニティ、「オープンクラウドキャンパス」の分会として活動していく。 OpenStackは、汎用的なPCサーバやネットワーク機器を用いてIaaS型のクラウドコンピューティング環境を構築できるオープンソースソフトウェア。米Rackspaceの技術やNASAのクラウドコンピューティングプラットフォーム「Nebula」を下敷きにしている。仮想プライベートサーバ群を提供する「OpenStack Compute」と、ペタバイトクラスのストレージを提供する「OpenStack Object Storage」という2つのプロジェクトがあり、Apache 2.
クラウドのプラットフォームとなる、スケーラブルな計算システムと分散オブジェクトストアなどのソフトウェアをオープンソースとして開発しようという「OpenStack」がスタートしました。 OpenStackの中心となったのは、クラウド事業者のRackspace HostingとNASA(アメリカ航空宇宙局)。そのほか、デル、シトリックス、NTTデータ、インテル、AMD、RightScaleなど多くの企業が参加を表明しています。 OpenStackのWikiには、ミッションが次のように記されています。 to produce the ubiquitous Open Source Cloud Computing platform that will meet the needs of public and private cloud providers regardless of size, by
2022年3月30日(太平洋標準時)、25回目の OpenStack リリースとなる「OpenStack Yoga」が正式公開されました。 続きを読む
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