【従来例】 従来のイメージセンサでは暗い場所での撮像時には光電変換される光電子はノイズレベル[5]以下となり、月明かり(照度0.1ルクス)程度の撮像が限界でした。このため、補助光として近赤外光源を点灯させた撮像や光電子増倍管[6]を用いた撮像が行われています。近赤外光源ではカラー撮像ができない、光電子増倍管には大きな電源が必要なためカメラが大型化するという欠点がありました。 【用途】 監視用カメラ、産業用カメラ、車載用カメラなど 【備考】 本開発成果は、2016年2月1日にサンフランシスコで開催された「2016 International Solid-State Circuits Conference」で発表しました。 【特長の説明】 1.高感度カラー撮像 従来のCMOSイメージセンサでは、光電変換により生成される光電子は、撮像時の明るさに比例します。このため、暗い場所では、発生する光電子