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2014年11月25日のブックマーク (2件)

  • 「間違いなくエンジンはかかった」

    内閣官房の初代政府CIO、遠藤紘一氏は「自分のエンジンを持ってほしい」と霞が関の府省庁に向かって2年間言い続けてきた。各省庁の担当者、CIO、CIO補佐官、民間の支援者といった関係者はどう変わってきたか。遠藤氏の後継者をどうするのか。ITリサーチ大手、ガートナー ジャパンの日高信彦社長が質問した。 (構成は谷島宣之=日経BPビジョナリー経営研究所研究員、中村建助=ITpro編集長) 日高:日で初めて、政府CIOという役職に就かれて、色々な改革を進めてこられた(『わからないからわかるようにしてくれ』参照)。とはいえ、遠藤さんだけでは改革を進められない。一人ひとりに「自分のエンジンを持ってほしい」と仰っていましたが、結局は人に尽きるということでしょう。 遠藤:霞が関の情報システムの問題は何かと言ったら、ご指摘のとおり、人でした。業務とITのことがある程度分かって、発注者としてあるレベル以上の

    「間違いなくエンジンはかかった」
  • 「わからないからわかるようにしてくれ」

    リコー副社長だった遠藤紘一氏が「政府CIO(最高情報責任者)」という日史上初めてのポストに就いて2年、霞が関の情報システムを巡る改革はどこまで進んだのか。遠藤氏が実践したのは、ひたすら話を聞き、質問すること。「1回1.5時間から2時間のヒアリングを140回はした」。その効果はどうか。ITリサーチ大手、ガートナー ジャパンの日高信彦社長が尋ねた。 (構成は谷島宣之=日経BPビジョナリー経営研究所研究員、中村建助=ITpro編集長) 日高:政府CIO(最高情報責任者)というのは日史上初めてのポストで、遠藤さんが一人目です。内閣官房に所属しているわけですが、どういう意味があるのでしょう。 遠藤:霞が関には縦割りの予算は沢山あるけれども、縦割りであるがゆえに、うまくいっていないこともある。それを何とかしたい、IT(情報技術)をうまく使ってやれないか、との意向から内閣官房の中にこの職責ができまし

    「わからないからわかるようにしてくれ」