インターネットの発達により、われわれライターと呼ばれるたぐいの人間は、飛躍的に仕事が楽になった。インターネット以前は書籍を出すとなれば、膨大な書籍・資料を集め、関係者に取材し、また実際に実験・研究し、系統別にまとめておくという下調べが大変であったのである。 もちろん今でもそれをやらなくて済むようになったわけではないが、Googleの登場を境に、その手間が大きく削減できるようになったのは事実だ。関連するキーワード検索で半日あちこち調べれば、実際に実験・研究する前にある程度の経験値が得られるようなる。 大学の論文では、同じ研究を誰か他の人がやってないか情報交換するのが当たり前になっているが、それは膨大な時間と研究費の無駄を省く上で有効だからだ。だがそれはあくまでも研究論文の話であり、実際に資本主義に牛耳られる実社会では、そうそううまい具合に情報が手に入ることはなかった。 だが多くの人が自分の経
もういくつ寝ると 今年のはじめにやりたいことリストを作った。今見たら50項目あるリストのうち25個が達成済みだった。ちょうど半分やりたいことをやったということだ。私にしてはまあまあの結果だと思う。満足。 やりたいことリストにあるもののうち、「〜を食べたい」系は概ねクリアし…
先日ある企業を訪問し、社内コミュニケーションシステムについてお話を伺ってきました。詳しい話はできないのですが、数千人規模の大企業で、これまでも社内の知識共有というテーマに地道に取り組まれてきた企業です。 ある新しいコミュニケーションシステムの旗振りをされた方とお会いしてきたのですが、その方が面白いことをお話しされていました。曰く このシステムは全社員に使ってもらおうとして設計したのではない。ターゲットユーザーという概念を、なぜ社内システムにも当てはめてはいけないのか。新しいスタイルのコミュニケーションが合う世代に使ってもらえればいいし、合わない世代には彼ら向きのシステムがあれば良い。 といったような内容です(録音していたわけではないので、正確に一字一句このように言われたわけではないという点だけは明確にさせて下さい)。 僕はこの話を聞いて、目からウロコが落ちる思いでした。それは僕がもともとS
北海道警の裏金問題を暴き、新聞協会賞を受賞していた北海道新聞社がどうやら道警と手打ちした模様です。北海道新聞のHPにお詫び記事が掲載されていましたので、引用しておきます。まずはこちらをご覧ください(長いのでお詫び記事を別エントリーにしました)。 この記事を読んで、まず一番に疑問に思うのは、公判において稲葉警部が『泳がせ捜査があった』と上申書を提出している点、元北海道警釧路方面本部長の原田宏二氏がこの問題に言及している(詳しくは「警察内部告発者・ホイッスルブロワー」をご覧ください)にもかかわらず、道警が主張する『事実無根である』との見解を受け入れ(受け入れたように見せかけ)、なぜお詫びを載せなければならないのかです。『泳がせ捜査がなかったという確証も得られませんでした』ともあります。よく記事を読み込んだ読者は首をひねるでしょう 通称稲葉事件(「北海道警察の冷たい夏 (講談社文庫)」も参考にな
昨日、新春早々、id:kwktさんの「Kawakita on the Web」で、当ブログを言及していただいた。 ご承知のように、あちらはたいへん情報量の豊かな立派なブログで、そこで言及していただくというのは、今年は幸先がいい気がする。 その内容だが、昨年の「リンク元ランキング:サイト部門」ということで、それを見るとなんとうちのブログが、id:ueyamakzkさんの「Freezing Point」に次いで第5位にランキングされていて、驚いた。 これは、当時から読んでいただいている方がおられたらご存知だろうが、上記の「Freezing Point」さんで、あるテレビ番組についてのここの記事を紹介していただき、またそれが有名ブログであるR30さんのサイトでお褒めをいただいたために、一時「バブル的」にこのサイトへのアクセス数が増えたことによるものだ。 その時期にたまたま(では、実はなかったのだ
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