【CEDEC 2019】『ロマサガRS』は如何にリリース直後のアクセスラッシュを乗り切ったのか…クイックスケールの要点やElixirを活用した技術を解説 コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、9月4日~6日の期間、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて、国内最大のゲーム開発者向けカンファレンス「コンピュータ・エンターテインメント・デベロッパーズ・カンファレンス 2019」(CEDEC 2019)を開催した。 本稿では、9月5日に実施された講演「ロマサガRSをどのようにクイックにスケールさせたか 〜Elixir, Amazon ECS 等の技術要素を交えて〜」についてのレポートをお届けしていく。 本セッションには、アカツキ・モバイルゲーム事業部 テクニカルディレクター/クリエイティブプロデューサーの島崎清山氏が登壇。ローンチ前にアクセス規模を見積もることが難しいモバイルゲームにお
大規模ゲーム開発で存在感を高めるErlang/Elixir ─ Nintendo Switch™とロマサガRSの事例から 大規模なゲーム開発で、プログラミング言語Erlang/Elixirの存在感が増しています。Nintendo SwitchのErlang活用事例と、ロマサガRSにおけるElixirの導入事例について、アカツキ島崎清山さんに解説してもらいました。 2019年6月1日、永田町JA共済ビルにて、Erlang & Elixir Fest 2019が開催されました。Erlang/Elixirを利用する開発者らを集めて国内で開催されるメインイベントとしては、2017年のElixir Conf Japanから数えて、今年で3回目を迎えたことになります。 Erlang & Elixir Fest 2019 参加費6,000円の一般枠が事前登録で埋まり、当日の来場者も150人を超えたErl
1 Nintendo SwitchTM 向け プッシュ通知システム 「NPNS」 任天堂 ネットワークシステム部 渡邉 大洋 小澤 謹裕 わ た な べ た い よ う こ ざ わ の り ひ ろ 2 サービス紹介 構成要素 インフラ設計 技術詳細 振り返り まとめと展望 今日の内容 3 渡邉 大洋 所属 ネットワークシステム部 Web エンジニア キャリア入社5年目(組み込み→Web) これまで ニンテンドーネットワークID, NPNS 4 小澤 謹裕 所属 ネットワークシステム部 インフラエンジニア 入社9年目 これまで ゲームサーバ, Miiverse, NPNS 5 サービス紹介 6 Nintendo Switch 世界 1779万台 (2018年3月末時点) 7 NPNS ひとことで プッシュ通知システム Nintendo Push Notification Service 常時
1. Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved. 1 Rubyist |>(^o^)|> Alchemist 〜Elixirの採用からサービス稼働までの記録〜 ElixirConfJapan 2017 株式会社Drecom 大原常徳 2. Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved. 2 Agenda AboutMe |> 発表の趣旨 |> 導入事例紹介 |> 開発チーミング |> サービスのスケール |> サービスの運用 |> 教育とトレーニング |> 組織/コミュニティ/MeetUp |> まとめ 3. Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved. 3 AboutMe ⁃ Tsunenori Oohara(おーはら,ohr486) ⁃
ニコニコ動画/ニコニコ生放送を支えるシステム Dwango Media Cluster (DMC)。 DMC とその周辺システムは主に Erlang/Elixir で開発されています。 今回はその設計・開発・運用や Erlang/Elixir の強みと、一方で実際に大規模運用する中で遭遇した想定外のヒヤリハットをお話します。。
こんにちは。 わたくし、勤め先の有志と社内向けの日報投稿Webサービス、ニポポタマス(通称ニポタマ)をやっています。元々は会社の開発合宿でつくりはじめたものですが、会社のみんなが日々の出来事、書きたいことを書ける場として、また僕ら開発者がやりたいことをいろいろ試せる場として、9月半ばから、ざっくり5ヶ月くらい開発・運用してきました。そろそろ使っている言語やフレームワークについて、どんな感じに使っているのか、また思うことなど書いてみます。 Elixir/Phoenix ニポタマはElixir/PhoenixによるJSON APIサーバをバックエンドとしたSingle PageなWebアプリです。ElixirとPhoenixってなんぞや、という方にはこの動画がおすすめです。 基本的には単にJSONを返すAPIなので、至って普通のPhoenixアプリケーションです。とくにumbrellaプロジェ
Phoenix の開発者である Chris McCord さんが 2015/11/18 に書いた記事「Phoenix is not Rails」の翻訳です。 僕は Rails 未経験の状態で Phoenix を始めたクチなのですが、最近 Rails もやるようになり、両者を比較して考えることが多くなってきたので、いい機会だと思い翻訳してみました。 誤訳があれば編集リクエストを頂けると幸いです。 まえがき 昨年12月、ブライアン1は年次総括で 開発を Elixir と Phoenix に移行する計画を公表しました。それから1年、実際に Rails から Phoenix へ移行してみて分かったのは、この作業はそれほど大変ではないということです。というのも、Phoenix は Rails と非常によく似た作りをしているからです。もちろん、フレームワークのきちんとした理解にはそれなりの学習が必要で
Elixirで、表題の通り5000万プロセスぐらい作ってみた。 Elixirで20万プロセスを作ったその後 Elixirはerlang VMをベースとした関数型の言語だ。Rubyっぽい文法も使えて便利である。erlangの特徴である、軽量のプロセスが使えるのが一つの売りである。 少し前に、Elixirでプロセス20万位作ってみた という投稿を行った。その時は、デフォルトのprocess_limitのサイズ約26万を超えて、プロセスを指定する方法がわからなかった。親切な方から、26万を超えるprocess_limitの指定方法を教えてもらったので、それならどれくらいまで行けるかと思い、5000万までプロセスを作ってみた。プロセスの単位がインフレしすぎて、実際何の単位なのかわからなくなった。 erlangのプロセス この場合のプロセスは、erlangで使われる軽量プロセスのことだ。プロセスはe
4. Agenda • 言語の紹介 – Erlang/Elixirの紹介 – エコシステムについて – 環境構築 • 弊社広告事業部での使われ方 – 利用モジュール – サービスの構成 • 所感 – 良い/悪い所 – ハマった所 • まとめ 5. Erlangの紹介 • 平行処理指向のプログラミング言語 • 分散化された環境 • 障害耐性(フォルトトレラント) • (ある程度の)リアルタイム性 • 無停止稼動(ホットスワップ) • ActorModel(Shared Nothing Artchitecture) • OTP(Open Telecom Platform) • 超軽量プロセス/メッセージング • GCはプロセスレベルで実行 • Prologチックなsyntax • Immutableな変数 • 単一代入変数(1回しか値を代入できない) • パターンマッチを多用(メッセージパッシ
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