-XX:G1HeapRegionSize=Nフラグを使い自分でサイズを指定することも可能。0はデフォルト値。 Nは2のべき乗である必要があり、それ以外の値が指定された場合は最も近い2のべき乗値へ切り下げられる。 ほとんどの場合、デフォルト値でもOKだが次のようなケースではチューニングを求められる。 例えばヒープの変動幅が大きい場合(-Xms4G -Xmx16G)、デフォルトではリージョンサイズは1MBとなり、ヒープが拡大さるとリージョン個数が16,000個となる。G1GCはリージョン個数が2,048程度を前提に設計されているためGC効率が悪くなる。このようなケースでは上記オプションの指定によりリージョン個数が2,048個前後になるようサイズ調整する。 G1GCのアルゴリズム G1では主に4つの処理が行われる。 young領域へのGC eden空間がいっぱいになるとyoung領域へのGCが発