プロデュース能力がある漫画家の寿命が来たとき、業界がポッキリ折れる:徹底討論 竹熊健太郎×赤松健 Vol.3(2/3 ページ) プロデュース能力がある漫画家の寿命が来たとき、業界がポッキリ折れる(赤松) 竹熊 われわれは立場が違うので、多分同じようなことを別の立場で言ってるように思います。Twitterでも言いましたけど、プロデュース能力が作家にも要ると。確かにそうだと僕も思うんですが、そうするといずれ作家と編集者の区別がなくなってくるんですよね。 赤松 そうですね。絵しか描きたくない人と、あとはプロデュース能力がある人の二極分化しちゃって、新人だとプロデュース能力がないですから、それ以降は絵しか描けない人しか残らない。そういう人は原作編集者みたいな人が成長させる余地はある。でも、もう最初から売れてて客も付いてて、しかも自分でネームを描いて自分で直せるやつらが、今後5年間のさばり続ける。そ