核の傘について明文化することで、その実効性を高める動きがあるようです。 同盟諸国の頭上には「核の傘」がかかっている 日本や韓国といったアメリカの同盟諸国は、アメリカが提供する核の傘に守られています。同盟諸国は自前の核抑止力を整備せずに、アメリカと同盟することでアメリカの核抑止力の恩恵に預かっているわけです。核武装をしているイギリスやフランスでさえも、アメリカの核戦力とリンケージすることで、自国民を核の脅威から守っています。 韓国に対して「核の傘」を明文化 先月の米韓首脳会談において、アメリカは韓国への核の傘の提供を明文化しました。 緊張を高める北朝鮮の行動を踏まえ、米国による「核の傘」提供が、米韓首脳会談の公式文書では初めて明文化された。 朝日新聞デジタル:どんなコンテンツをお探しですか? これは北朝鮮の核開発を受けて、アメリカが韓国を守ることを一層はっきりと示すためといわれています。同盟