先日、米国のテクノロジー系メディア「Verge」で大変興味深い記事がありました。記事タイトルは「It's time to stop trusting Google search already」。Google検索を信頼することをやめるときが既に来ている、と大変センセーショナルなタイトルです。これは2017年11月5日にテキサス州の教会で発生した銃乱射事件において、誤った情報を含む記事がGoogle検索の上位に来たことをきっかけにした記事でした。 その中で記者は17年に行った米Edelmanの調査を引用し、既存の(伝統的な)メディアを信頼すると回答した人が全体の54%だったのに対し、Googleの結果を信頼している人は64%だったと述べています。そして「Wikipediaは信頼できないけど、Googleは信頼できると学生は聞いている」とも。 なるほど、確かにWikipediaの信頼性は最近に