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kiso.css - 日本のWebサイトのための「基礎」となるリセットCSS kiso.css は、日本のWebサイトのための「基礎」となるリセットCSSです。日本語に最適化しつつ、アクセシビリティやカスタマイズのし易さを重視しています。 tak-dcxi.github.io kiso.cssは、単なるスタイルのリセットを超えて「より良いデフォルト」を提供することを目指したリセットCSSです。その名が示すように、Webサイト構築の「基礎」として機能します。 有用なUAスタイルシートは活かしつつ、独自のスタイルも追加しているため、厳密には「リセットCSS」の定義から外れるかもしれません。しかし、類似のCSSが一般的に「リセットCSS」として紹介されている現状を踏まえ、検索性を考慮して本記事でもそのように呼称します。 kiso.cssはdestyle.cssやUA+を参考にしつつ、独自性も加え
スマートフォンのフォントサイズは固定でいいのか問題 スマートフォンのコーディングでpxなどの固定値を使うとiPhone6 plusなどの画面幅の広い端末でフォントサイズが小さく違和感を覚えることがないでしょうか。 フォントサイズだけではなくマージンやパディングなどでも同じことが言えるのですが、画像はmax-width: 100%などとしているため画面幅に応じてある程度大きくなるのに対し、フォントサイズなどを固定値でコーディングしてしまうと、画像や画面幅に比べて小さく見えてしまい、余白が目立ったり不自然なレイアウトに見えることがあります。 デザイナーの本来の意図を汲み取るのであれば、画面幅が広くなったときはフォントサイズなどもそれに応じて大きくなるのが一番良いのではないかと思っています。 (追記) ただし、個人的にfont-sizeを拡縮できるようにして思ったのはどんなプロダクトでも推奨でき
2025年4月にリリースされたChrome 135、Edge 135からHTMLとCSSのみでカルーセルUIがつくれるようになりました。新たに追加された::scroll-button()、::scroll-marker疑似要素を使用して、ボタンやインジケーターが実装可能です。 ▼HTML・CSSだけで実装したカルーセル カルーセルUIといえば、いちから自前で用意するのではなくSwiper.jsなどのJSライブラリを採用してきたコーダーも多いのではないでしょうか? ICS MEDIAでもカルーセルUIを作成できるJSライブラリをまとめた記事があります。 『カルーセルUIを実現するJSライブラリまとめ - 導入手間や機能の比較紹介』 本記事では、新しいCSSでどのようなカルーセルが実現可能になるのか紹介します。 ご注意:本記事のデモは、Chrome 135・Edge 135以上で閲覧ください。
今年もCSSの進化が早かった1年でした。一昔前にはJavaScriptや複雑なCSSを使用しないとできなかったことがたった一行、もしくは数行のCSSで簡単に実装できるようになりました。 2024年、Web制作者がチェックしておきたいCSSの新機能を紹介します。 CSS Wrapped 2024 CSS Wrapped 2024 -GitHub 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※元サイト様のApache License 2.0に基づいて翻訳しています。 はじめに コンポーネント: field-sizingプロパティ コンポーネント: interpolate-sizeプロパティ コンポーネント: details要素 コンポーネント: details要素のスタイル コンポーネント: Anchor positioning インタラクション: スクロールバーのスタイル インタラクション: @v
ウェブでのテキストの折り返しは、HTMLコーダーにとって意外と難しい分野です。多様な画面サイズが存在する現代では、適切なテキストの折り返しについて悩むことが少なくありません。 この記事で紹介する折り返しとは、以下のようなテキストの区切りの良い場所で改行するかどうかです。 ▼固定幅で折り返し どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何で も薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣 いていた事だけは記憶している。 ▼文節での折り返し どこで生れたかとんと見当がつかぬ。 何でも薄暗いじめじめした所で ニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。 本記事では、HTMLコーディングにおいて改行・折り返し方法の選択肢を整理し、最適な方法について考察します。 この記事で紹介すること <br />と<wbr />タグを使った改行指定 CSSのword-break: auto-phraseを使った自動折り返し JSラ
Webフォントの最適化01「FOIT・FOUT」にて、Web フォントの課題の一つである FOUT(フォントが入れ替わる際のチラツキ)を紹介しました。 Web フォントの利用の際、切り替わりによってテキストの行数が変化することなどにより、ページのレイアウトが変化してしまいます。これにより、テキストの読み取りの阻害や誤クリックなどのユーザー体験の低下や、CLS(Cumulative Layout Shift、Google が定めるページ読み込み時のレイアウトのズレの大きさの程度を表す指標)スコアの上昇につながってしまいます。 この解決の一助として、CSS の @font-face ルールでは、size-adjust 、ascent-override 、descent-overrideといった設定があります。 これらはフォントの拡大率・アセンダ・ディセンダといった、基本的な寸法を調整するもので
WEBソリューション課の田畑です。 シナプスではお客様専用ページ「サービスカウンター」から、お客様ご自身で支払い方法の変更などの様々な手続きを行うことができます。 お客様専用ページ「サービスカウンター」ではWebページ閲覧のみで請求明細を確認できていたのですが、インボイスに対応するため印刷ボタンを設置しました。 印刷用CSSについては今まであまり触れてこなかったので、これを機会にまとめてみました。 印刷用CSSの指定方法 1.読み込み先のCSSファイルの@mediaで設定する 2.htmlファイルのmedia=“print”で設定する 指定方法の選択 CSSファイルの構成 各指定について print.css:印刷ページ共通CSS 不要な要素の削除 Tableの改ページの指定 Tableのヘッダーフッター要素の指定 印刷時の用紙の指定 その他の指定 billing.css:請求明細専用CSS
Web制作の技術は日々進化しており、会社やプロジェクトによっては昨今の環境に適さない書き方をしているケースも時折見受けられます。 そこで今回は「2024年のWeb制作ではこのようにコードを書いてほしい!」という内容をまとめました。 質より量で、まずは「こんな書き方があるんだ」をこの記事で伝えたかったので、コードの詳細はあまり解説していません。なので、具体的な仕様などを確認したい方は参考記事を読んだりご自身で調べていただけると幸いです。 1. HTML 画像周りはサイトパフォーマンスに直結するので、まずはそこだけでも取り入れていただきたいです。また、コアウェブバイタルやアクセシビリティも併せて理解しておきたい内容です。 Lazy loading <img>にloading="lazy"属性を付けると画像が遅延読み込みになり、サイトの読み込み時間が早くなります。
テキストをホバーしたときの変化やアニメーションをつくることは、どのようなサイトをつくっていてもほぼ必ず行う工程ではないでしょうか。 テキストがリンクであることをユーザーに伝えるという点では、ブラウザのデフォルトスタイルのような下線のみで十分な場合もあると思います。 しかしそれだけではなく、変化をつけてよりわかりやすくしたい場合や、サイト全体の雰囲気に合わせたい場合にちょっとしたアニメーションが効果的です。 今回はHTMLとCSSのみで作成できる、シンプルながら少し目を引くアニメーションをテーマに実装例を紹介します。 ▼今回紹介する実装例一覧 とくに、以下のようなデザイナー/エンジニアにとって参考になれば嬉しいです。 HTMLとCSSのみでどのようなホバー時のアニメーションができるのか知りたい 透明度の変化や、下線のつけ外し以外の実装例の引き出しを増やしたい ※今回の実装例では主にヘッダー/
CSS Grid GeneratorCSS grid generator is a tool that helps developers create custom CSS grid layouts more easily. The generator allows users to specify the number of columns, rows, the gutter size. How to use CSS grid generator?1. Customize the number of columns, rows, and gaps to fit your needs.2. Click the square with + sign to add a new element to the grid.3. Resize the DIV using the handle in t
CSSでマージンを与える際に、margin-left, margin-rightのように物理プロパティを使用している思います。もちろん問題はないですが、CSS GridやFlexboxで使われている論理プロパティを使用する機会も増えてくると思います。 CSSの論理プロパティの基礎知識、inlineとblockの仕様、論理として使用できるプロパティ、論理プロパティの実装例を紹介します。 Digging Into CSS Logical Properties by Ahmad Shadeed 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめに writing-modeによるinlineとblockの違い inlineとはどういう意味ですか? startとendを正しく理解する 論理として使用できるプロパティは何ですか? 論理プ
はじめに こんにちは。NTTテクノクロスの鈴木雅貴です。当社製品やソリューション、受注案件を中心とした成果物をはじめとして、イベントやらコミュニケーションといった社内のあれこれを、デザインの力でよくしていくというチームのリーダをしています。個人としてはWeb標準技術まわりのスキルで生きており、HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 対策テキスト&問題集 Ver2.5対応版のいち著者だったりします。 シリーズ1の14日目ではダークモード実現のための新機能を紹介しました。 今日は、2023年11月のFirefox 120で主要ブラウザの実装が出揃った、CSSの新しい長さの単位であるlhとrlhを、使い方例とともに紹介します。 lhとrlhとは CSSの長さの単位です。MDNのlhとrlhの解説はこちら 相対的な長さのところにあります lhは、line-heightと同じ長さを表します。
フォントサイズをレスポンシブ対応にするときに、最近よく使用されている実装方法はclamp()関数による流体タイポグラフィです。CSSのclamp()関数を使用するとフォントサイズの最小値と最大値を定義してその間の値を流動的にすることができ、デバイスのスクリーンサイズが増えた現在に欠かせないテクニックです。 CSSでレスポンシブ対応のフォントサイズを超簡単に定義できるオンラインツールを紹介します。 Type Fluidity -GitHub Type Fluidityの特徴 Type Fluidityの使い方 Type Fluidityの特徴 流体タイポグラフィ(Fluid Typography)は、フォントサイズをレスポンシブ対応にする最新テクニックです。さまざまなスクリーンサイズに応じて固定値を定義する代わりに、CSSで単一の流体値を定義して、フォントの最小値と最大値の中でスクリーンサイ
lhという単位に見慣れない方もいるかと思われますが、これは現在のline-heightと同じ長さを表す新しく登場した単位です。この例ではline-heightはフォントサイズの1.5倍なので、もし1remが16pxであれば1lhは24pxとなります。 この場合、行の高さと文字の高さの負の差は1em - 1lh、つまり16px - 24pxで-8pxです。それを片方の値を算出するために2で割ると-4pxになります。したがって、margin-block: calc((1em - 1lh) / 2)は、書式のブロック方向(横書き時:上下)にそれぞれハーフ・レディングの大きさ(今回では4px)分のネガティブマージンを設定するということになります。 従来の上下の余白を打ち消す方法との比較lhが登場するまではSassの@mixinなどを使用して以下のような関数を定義し、ハーフ・レディングを打ち消す方法
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