先日リリースされたChrome 119に地味だけど嬉しい新機能が実装されていたので、紹介します。 フォームのセレクトボックスで区切り線にhrを使用できるようになりました。すでにSafariでもサポートされており、これでChorme, Edgeでも使用できます。 Select element: now with horizontal rules by Una Kravets 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※元サイト様のライセンスに基づいて翻訳しています。基づいてというのは、貢献部分に関して同ライセンスも含みます。 select要素内で区切り線(hr)を使用できるようになりました select要素内の区切り線(hr)の実装方法 select要素内の区切り線(hr)のデモ select要素内で区切り線(hr)を使用できるようになりました 11/1にリリースされたChrome 119では、
モーダル・ダイアログ ボックスはWebサイトやスマホアプリでよく見かけます。しかし、その実装方法は何通りもあります。その多くはWebを視覚的にナビゲートしないユーザーにとっては実質的にモーダルボックスを使用できず、アクセシブルに実装するのは困難でした。 HTML 5.2で登場した新しい<dialog>要素はこの問題を解消し、実装方法を迷うことなくモーダルやダイアログ ボックスを利用できるようにするものです。 <dialog>要素で、モーダル・ダイアログ ボックスを実装する方法と注意点を紹介します。 Meet the New Dialog Element 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 HTML 5.2の新機能: モーダル・ダイアログ ボックスを実装するための<dialog>要素 <dialog>要素の基本機能 <
先日リリースされたChrome 114でPopover APIがサポートされ、HTMLのpopover属性が使用できるようになりました。 今まではポップオーバーを実装するのにはJavaScriptを使用し、ポップオーバーの開閉・フォーカス・アクセスフックなど面倒でしたが、popover属性で実装すると驚くほど簡単で、さまざまなUIコンポーネントに利用できます。 Introducing the popover API by Una Kravets 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※元サイト様のライセンスに基づいて翻訳しています。基づいてというのは、貢献部分に関して同ライセンスも含みます。 はじめに HTMLのpopover属性とは ポップオーバーのデフォルト、オーバーライド 自動ポップオーバーと手動ポップオーバー popover属性とdialog要素の違い 近日公開予定の便利な2つの機
HTML Vocabulary English: @sakamies Click on the code or the sidebar to see which is what. Use the Tab key to browse via keyboard. HTML5 Syntax Specification Report an issue Create a vocab or translation Vocabs by @sakamies / @workflower <!DOCTYPE html><html><head><title>HTML Vocabulary Example</title><link rel="stylesheet" href="style.css"></head><body><!--Mumbo jumbo--><p>Lorem ipsum dolor sit am
html5ではインライン要素とブロックレベル要素の分類はなくなり、html4以前でインライン要素だったものの中にブロック要素を入れることができたりするようになりました。 また、そうすることでコンテンツ全体をaタグで囲い、その中にまたaタグを入れるようなレイアウトが出来るように成りました。 ##よくあるリンクの中にリンクを入れたいレイアウト よくありますよね! 全体をリンクにしてるけど、中の一部は違う場所にリンクを貼りたい! これの実装を考えてみます。 ##実装方法 ###見た目通り普通に書いてみる aタグの中にaタグを書いて実装しようとすると以下のように書くと思います。 <a href="/articles/1"> <!-- 全体をクリックすると記事ページヘ遷移 --> <img src="/assets/articles/1.jpg"> <p>タイトルタイトル</p> <div> <sp
Webアプリのアクセシビリティを追求せよ!「インクルーシブ」なマークアップを議論しながら学んでみた 白石 俊平(HTML5 Experts.jp編集長) こんにちは、編集長の白石です。 この記事は、9月24日に開催されたHTML5 Conference 2017に登壇したエキスパートに、お話されたセッションのトピックを中心に語っていただこうとういものです。セッションの内容をより深く理解する手助けになるだけでなく、本記事単体でも面白く読んでいただけることを目指しています。 今回お話を伺ったのは、freeeの伊原力也さんと、ビジネス・アーキテクツの太田良典さんです。 お二人のセッション「多様なユーザーニーズに応えるフロントエンドデザインパターン〜書籍「インクルーシブ HTML + CSS & JavaScript」より」に関するスライド資料は、こちらで公開されています。 「インクルーシブ」に込
これからのCSSはmargin禁止!?CSSグリッドレイアウトやコンポーネント指向なCSSについて、矢倉さんに聞いてきた! 白石 俊平(HTML5 Experts.jp編集長) こんにちは、編集長の白石です。 この記事は、9月24日に開催されたHTML5 Conference 2017に登壇したエキスパートに、お話されたセッションのトピックを中心に語っていただこうとういものです。セッションの内容をより深く理解する手助けになるだけでなく、本記事単体でも面白く読んでいただけることを目指しています。 今回お話を伺ったのは、ピクセルグリッドの矢倉眞隆さんです。 矢倉さんのセッション「まあまあ最近のCSSとつらくならないための書き方」に関するスライド資料は、こちらで公開されています。 インパクト大!CSSグリッドレイアウト概要 白石: では、まずは簡単に自己紹介をお願いできますか? 矢倉: 昨年(2
HTMLページのhead内に記述する最小限の構成、そしてmeta要素やlink要素、ソーシャルサービス用の要素、デスクトップ・スマホのブラウザ用の要素などがまとめられた「<head> cheatsheet」を紹介します。 <head> cheatsheet 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 去年紹介した以前の版からいろいろと変更されています。 head内に記述する最小限の構成 head内の要素 meta要素 link要素 ソーシャル関連のhead内の要素 ブラウザ・プラットフォーム関連のhead内の要素 メモ head内に記述する最小限の構成 下記はシンプルなWebサイトで必須となるhead内に記述する最小限のタグです。 <meta charset="utf-8"> <meta http-equiv="x-ua-c
HTMLは汚さずに、ヘッダ、ナビゲーション、サイドバー、ボタンなど、さまざまな要素をスクロールした際に指定した位置にぴたっと貼り付けるスクリプトを紹介します。 IE7+からサポートされており、「position: sticky;」の代替になる便利なスクリプトです。 Fixed Sticky- GitHub Fixed Stickyの特徴 Fixed Stickyのデモ Fixed Stickyの使い方 Fixed Stickyの特徴 Fixed Stickyで貼り付ける要素の位置は、親要素に依存します。 つまり、スクロールしてぴたっと貼り付く位置は、常に親要素となるコンテナ内です。 基本的な動作を見てみましょう。 まずは、要素に「top: 20px;」を指定してみます。
以前紹介した「コーディングWebアクセシビリティ」の電子書籍版が、ようやくリリースされました! リリースに伴って無料版が公開されており、これがなかなかのボリュームです。Web制作に携わる人、特にコーディング関係者はこの機会に読んでおくことをお勧めします。 電子書籍版コーディングWebアクセシビリティ 本書はSmashing Magazineのアクセシビリティ担当:ヘイドン・ピカリング著「Apps For All(2014)」の訳書で、翻訳はBAの太田さんと伊原さんが監修したものです。 BAの二人は、僕の元同僚。 僕が知る中ではアクセシビリティといえば太田さん、太田さんの存在自体がアクセシブルと言ってもいいかもしれません。 そんな造詣が深い太田さんと伊原さん二人の監訳は訳書にありがちなぎこちない日本語ではなく、制作現場の生きた言葉で非常に分かりやすかったです。 電子書籍版では、4つのフォーマ
円マーク(円記号)がバックスラッシュで表示される理由について調べてみました。 1.はじめに ブログ記事に半角円マーク「\」を入力して投稿すると、実際のページでは半角バックスラッシュで表示されることがあります。 例として、下のスクリーンショットは当ブログの記事編集画面です。赤枠部分に円マークを入力しています。 下のスクリーンショットは上の記事の実際の表示画面です。円マークがバックスラッシュで表示されていることが分かります。 できれば円マークはそのまま円マークで表示したいところです。 2.円マークがバックスラッシュで表示される理由 1項のサンプルで大体予想がつくと思いますが、円マークがバックスラッシュで表示される理由は、CSSで指定したフォントの問題です。 円マークとバックスラッシュは、文字表記は異なりますが、同じコード(Unicode表記でU+005c)を使用しているため、フォントの種類によ
Webで調べると、ol要素を丸数字で実装する時はspanとか①②③とかを使うしかないように思えますが、クリーンなHTMLで数値文字参照を使わずに、丸数字を実装するスタイルシートのテクニックを紹介します。 対応ブラウザはすべてのモダンブラウザで、IEは8+です。
サービス終了のお知らせ ASCII.jpリファレンスはサービスを終了しました。2009年のサービス開始以来、長きにわたりご利用いただき、ありがとうございました。 2017年10月5日 株式会社KADOKAWA Web Professional編集部
【リスト子要素タグ】 dt 定義リスト「dl」の定義部分を司る「dt」タグ。dtの中にはインライン要素のみが入れられます。間違いやすいのは、dtの中に見出し要素のhタグを入れるケースですが、これはブロックレベル要素なので入れられません。 a、img、span、strong、em…など 【リスト子要素タグ】 dd 定義リスト「dl」の説明部分を司る「dd」タグ。ddの中にはどんな要素も入れられます。hでもdivでもリストタグなどのブロックレベル要素だってOK。dtはインライン要素のみ、ddは何でも入れられる。この2点の違いを把握しておきましょう。 div、h1~h6、p、ul、dl、ol、li、span、img、strong、em…など
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