いよいよ明日発売開始であるAmazon Web Services 業務システム設計・移行ガイドの一貫したテーマが、「企業内でどのようにAWSを使っていくのか」です。企業内でのユースケースを元に、ネットワーク/システム設計や運用管理、移行の話をしています。その中で1章を割いて説明しているのが、AWSアカウントをどのように管理するかです。 複数(マルチ)AWSアカウント管理の重要性 AWSを利用する上で、AWSアカウントをどのように管理していくかは最重要事項です。AWSアカウント管理というと、一般的には、AWSリソースの認証認可であるIAMを使った運用方法について語られることが多いです。しかし、企業内で利用する際は、それだけでは不十分です。何故なら、企業内では1つのAWSアカウントではなく、複数のAWSアカウントを作成し運用することになるからです。いわゆるマルチアカウント運用です。 企業内での
個人的なプロジェクトも含め、いくつかの現場で Amazon Athena について触れる機会があったので、個人的に思うところについて記載します。 数時間で書いた雑な文章ですが、ご了承ください。 なお、先日リリースされた Amazon Athena API については以下の Qiita に first impression をまとめているので、 API 以外の話題について書きます。 Amazon Athena の API を使ってみた (2017/05) データの設計について Amazon Athena は managed な Presto 環境で、 事前に Presto サーバーの立ち上げなどリソース確保を行わなくても良い データについても、S3 にファイルをアップさえすれば、後付でいかようにでもデータの解析が出来る という手軽さを売りにされています。 これは利点としていっさい間違いではな
概要 昨年までAWSを使ってましたが、今年から会社都合でAzureを使うことになり、だいたい1年が経ちました。 最初は「どっちも同じクラウドでしょ」くらいの認識でしたが、使っているうちに色々と感想というか不満が溜まってきたのでここに吐き出します。 両社のサービスを比較してうんぬん・・・みたいな話ではなく、だいたいAzureの管理画面への不満(ただの感想)とかなのでご了承ください。 ポータルがもっさりしている Azureのポータルは全体的に動作がもっさりしている印象です。 AWSと異なり最初に弄るサービスを選択する形ではないので、その分一つの画面で操作できることが多く、画面遷移していくと迷子になってとりあえずTOP画面に戻ることも多いです。 一覧でリソースの状態が反映されるのも遅いので「あれ?全然VM起動しないな?」と思って更新すると起動してたりします。(これはAWSでもあったかも) なおポ
コンニチは、千葉です。 ELBは2017年10月現在3種類あります。 Classic Load Balancer(CLB) Application Load Balancer(ALB) Network Load Balancer(NLB) ALBとNLBが出たため、CLBは旧世代のロードバランサーと位置付けられています。昔から利用している方の中で、現在もCLBを利用している方がいるかと思いますが、ALBへの移行モチベーションを整理したのでこれを機に検討してみてください。 もしかしたらALBへ移行することでコストが安くなるかも? 因みにこのネタは、ある方からいただきました。ご査収ください! ※ALBはHTTP/HTTPSを喋りますのでご注意ください。(TCPが必要な場合はNLBへ移行を検討ですね) ALBへ移行するモチベーション CLBからALBへ移行するモチベーションは以下となります。 ロ
AWS ELB (ALB, CLB) には日頃からだいぶお世話になっているわけですが、新しい Network Load Balancer (NLB) がリリースされましたね。 新しいNetwork Load Balancer – 秒間数百万リクエストに簡単にスケーリング | Amazon Web Services ブログ 雑に言えば CLB TCP モードの次世代版というとこですかね。 ざっくりドキュメントを読みつつ、いくつか気になる点があったのでまとめます。 ドキュメントに記載されていない内容は私が検証した内容です。何か間違いがあればお気軽にご指摘ください。 パケットはどのように流れるのか 一応図にしておきます。なんというか懐かしい (とか言ったら怒られそうな) 流れですね。 ALB や CLB (HTTP, TCP 両方) ではロードバランサがそれぞれの通信を終端していわゆるプロキシの
“日本の大企業は米国に比べてITの最先端トレンドにキャッチアップするスピードが遅い”と言われることが多いが、ことAWSクラウドの導入に限っていえば、グローバルでも引けを取らず、むしろ先進的な導入事例も少なくない。特にここ最近は、データアナリティクスのコアとしてRedshiftやAthenaといったAWSのマネージドサービスを積極的に活用するエンタープライズが増えている。 本稿では、そうした国内企業の中でも最先端のデータアナリティクス基盤をAWS上に構築する「JAWS-UGビッグデータ支部」の2社、リクルートテクノロジーズとNTTドコモの事例について、7月5日に東京・大崎で開催された「AWS Solution Days 2017 ~ AWS DB Day ~」に登壇した両社の発表内容をもとに紹介したい。 EMRで“キャパシティプランニングの呪縛”から解放された:リクルートテクノロジーズ “リ
Updates 7/20/17 update Following Tino Tereshko's advice (he is Big Data Lead at Google Cloud Office of CTO), I added the metrics for BigQuery standard SQL and re-calculated the data loading time (from Google Cloud Storage to BigQuery) following their recent optimizations. 7/6/17 update With Joe Harris' help (he is a Redshift Database Engineer at AWS), I measured the performance of an optimized sch
1. © 2012 Amazon.com, Inc. and its affiliates. All rights reserved. May not be copied, modified or distributed in whole or in part without the express consent of Amazon.com, Inc. AWS マイスターシリーズ AWS Identity and Access Management 2013.07.24 アマゾンデータサービスジャパン株式会社 ソリューションアーキテクト 片山 暁雄 2. © 2012 Amazon.com, Inc. and its affiliates. All rights reserved. May not be copied, modified or distributed in whole o
はじめに 開発環境のサーバを業務時間内だけ起動状態してくれるLambdaファンクションです。Node.jsで書かれたものは以前このブログで紹介しているのですが、私はNode.jsが苦手なのでJavaで書いてみました。ついでに祝日やお盆休みなど会社の休みも環境を使わないと思いますので起動しないようになっています。IAMロールの作成やスケジュールイベントの登録方法はNode.jsと変わらないので以下の記事をご覧ください。 LambdaのScheduleイベントでEC2を自動起動&自動停止してみた#reinvent 実装する 1つのファンクションで起動・停止を行うようになっています。実行した時間が午前の場合は起動、午後の場合は停止になっています。 起動停止する時間はLambdaのスケジュールイベントを設定した時間になります。 起動したい時間(午前)と停止したい時間(午後)でスケジュールイベントを
この記事は、Serverless Advent Calendar 2016の14日目の記事です。 qiita.com 昨日は工藤さん(level69)による、「Serverless Meetup Sapporoで話てきた」でした。 工藤さんは元々北海道出身という縁もあることから、先日のServerless Meetup Sapporoに自腹で遠征してくれました。本当にありがとうございます。 serverless.connpass.com 本題 さて、本題ですが、最近はApache (元IBM) Openwiskを筆頭に、IronFunctionsなど、OSSなFaaS実装が増えてきていますが、ふと「Lambdaはどうなってんだろーなー。あ、ていうかLambdaもPythonなら、スクリプト言語だからある程度まではソースコード読めるんでは?」と思い立ったので、じゃあやってみましょうという試み
アジャイル開発に取り組むチーム向けのコーチングや、技術顧問、認定スクラムマスター研修などの各種トレーニングを提供しています。ぜひお気軽にご相談ください(初回相談無料) みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 6月10日にAmazon Web Services企業導入ガイドブックが発売になっていますのでよろしくお願いします。 さて今回はAWS上でログ収集と分析をする際に、Amazon Elasticsearch Serviceを使う前提とした場合だとどのような構成案がありそうかいくつか考えてみたのでご紹介します。 なお、検討の材料にしている全体の構成としては、複数のVPC(またはAWSアカウント)があって、さらにオンプレ側とDirect ConnectやInternet VPNで接続しているような、よくあるそれなりの規模の構成になります。 各VPCの中には複数のサブネットがあり、そのうちの
(English follows Japanese) 1月末で5年間勤めたAmazon Web Services Japanを離れ、新しいチャレンジをすることにしました。まずは今まで関わった全ての人、特にお客様・パートナー様、最後にAWS社員の皆さんに深く感謝をしたいと思います。ありがとうございました。この5年間を振り返ると、本当にあっという間で今でも初日のことをよく覚えています。当時はメンバーも片手で数えるほどで、まだ何も出来上がっていない・全部一から作り上げなくてはいけない、そんな状況でした。そこから早くも丸5年が経ちますが、私自身掛け替えないの貴重な経験と喜びを得ることが出来ました。特に日本の中だけで閉じていた自分にとってはグローバル企業のダイナミズム・スピード・スケールの大きさ・価値観などに触れることができたのは本当に貴重だったと今振り返って感じています。 あまり過去を振り返らない
AWS Developer Tools Blog Leveraging the s3 and s3api Commands Have you ever run aws help on the command line or browsed the AWS CLI Reference Documentation and noticed that there are two sets of Amazon S3 commands to choose from: s3 and s3api? If you are completely unfamiliar with either the s3 or s3api commands, you can read about the two commands in the AWS CLI User Guide. In this post, I am goi
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く