『半田健人 パーソナルビデオ』 (ポニーキャニオン) 生前の阿久悠をも唸らせるほど、昭和歌謡に関する膨大な知識量で、多くの番組に露出していた半田健人(26)。その博識ぶりもさることながら、『仮面ライダー555』(テレビ朝日系)で主演を務めるなど、甘いマスクを武器に女性ファンを獲得していた”イケメン俳優”の一人。だが、芸能界ではよからぬ評判が付きまとっているという。 彼の興味の範囲は広く、「昭和歌謡」「ビル」「鉄道」とさまざま。芸能人とは思えない深すぎる知識で、2年前は”期待大の若手タレント”として業界大注目の存在だった。”知識バラエティーブーム”の追い風に乗っていた彼だが、現在は各局から”使いづらいタレント”の上位にランクされているという。 彼が傲慢で扱いにくいかというと決してそうではない。むしろスタッフ受けのいい気さくな青年として現場の評判は上々。では、なぜこんなことになってしまったのか