【沖縄では補導減らず 自販機避け店や家から】 たばこ自動販売機の成人識別カード「taspo(タスポ)」が導入された2008年7月から12月までの半年で、喫煙で補導された沖縄県内の未成年者は5541人に上り、導入前の同年1~6月を278人上回ったことが12日、県警少年課のまとめで分かった。補導された未成年者は、タスポが必要な自販機を回避し、年齢を確認していない雑貨店などからたばこを入手している実態が浮き彫りになった。県警は今後、業者への指導を強化する。(又吉嘉例) …県警少年課によると、未成年者のたばこの入手先が多いのは、(1)自宅からの持ち出し(2)身分証確認をしていない雑貨店やコンビニなどから購入―の順。…販売業者はタスポ導入で影響を受けたにもかかわらず、未成年の喫煙防止につながっていないことを嘆く。…日本たばこ協会によると4月4日現在、県内のたばこ自販機4748台のうち、4747台