バイアグラには意外な効果があるようです。 米国のハンティントン医学研究所(HMRI)で行われた研究によって、バイアグラを摂取した男性は、老衰を含めたあらゆる病因による全死亡率が25%も低下し、有害な心血管イベント(MACE)の発生も13%低くなっていたことが示されました。 バイアグラの主成分であるホスホジエステラーゼ5阻害剤(PDE-5i)には以前から血管の内側の健康状態を回復させる効果があると期待されており、2005年にはRevatioという肺動脈性高血圧症の治療薬としてFDAから承認を受けていました。 研究者たちはバイアグラの有益な効果を確かめるために、緊急のプラセボ試験が必要になると述べています。 研究内容の詳細は2023年1月13日に『Journal of Sexual Medicine』にて公開されました。