2匹のペアによる擬態を発見!史上初めての事例か擬態は自然界のどこでも見られる普遍的な生存戦略です。 天敵から身を隠すために木の枝や砂場にカモフラージュする種もいれば、獲物を待ち伏せする目的で花を模倣する種もいます。 他にも、毒虫の姿に擬態して「自分は毒があるぞ」と鳥に警戒させる昆虫などもいます。 このように擬態にはさまざまなバリエーションがありますが、基本的には1匹が単独で行うものとして知られていました。 見つけられる?擬態して自然の景色に溶け込む動物たち しかし今回、雲南大学の環境科学者が見つけた擬態の方法は、従来の常識から大きくかけ離れたものでした。 研究主任のウー・シーマオ(Wu Shi-Mao)氏とガオ・ジアングン(Gao Jiang-Yun)氏は、中国南端の雲南省にあるシーサンパンナ・タイ族自治州の熱帯雨林で調査をしていた際に、この奇妙な擬態に遭遇しました。 そこではなんと1匹で