インフルエンザだけでなく、感染力の強いはしかが三重県を中心に感染が拡大しています。おととしを除くと、過去10年間で1桁だった感染者数は、今年は、たった1か月ですでに34人。三重県は危機感を強めています。 先月末、三重県津市の宗教法人の研修会。参加したのは、49人でしたが、そのうち29人がはしかに感染したことが分かっています。 愛知県や岐阜県などによりますと、研修会の参加者を通して、その家族や接触した人たちにまで、感染者が、広がったという事です。 23日午前までに確認された感染者は、愛知で9人、岐阜で5人。その他、静岡や和歌山でも確認されています。 この事態を受けて、23日、三重県の鈴木知事は。 「予断は許さないと思います。研修参加者の発症は、落ち着いているとは思うが、一方で(参加者の)家族ですとか、医療機関に居合わせた方ですとか、拡大防止の対応をとっていきたいと思う」(三重県 鈴木英敬 知