『アルケミスト - 夢を旅した少年』(アルケミスト ゆめをたびしたしょうねん、O Alquimista)は、パウロ・コエーリョの小説。原著はポルトガル語で書かれており、ブラジルで出版された。 1988年に発表されたパウロ・コエーリョの代表作。ブラジルでも売れていたが、1993年にアメリカのハーパーコリンズが50,000部出版してから国際的なブームに火がつき、67か国語に翻訳された[1][2]。熱狂的な支持を得てベストセラーになり、世界で3000万部売れ、文化現象となった[1]。高校のカリキュラムで取り上げられたこともある[1]。日本語訳は、英語の1988年版に基づいて[2]山川紘矢と山川亜希子が翻訳し、当初1994年に地湧社より単行本として出版され、後の1997年に角川書店から発売された (ISBN 9784042750017)。英語の1998年版にはサブタイトルと、ギリシャ神話のナルキッ