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理論とメディアに関するcastleのブックマーク (23)

  • 聖俗の反転 : 富永仲基『出定後語』の真相

    論は、従来省みられてこなかった仏教の視点から、富永仲基の思想を検討する。仲基は、仏が淫するものは幻であるとする。仏の神秘的教えは行者が禅定・瞑想中に見た幻影にすぎず、釈迦の真意は世俗倫理を勧めることにあるとして、仏教を脱神秘化した。『出定後語』とは、人間理性が宗教的な呪縛である定・夢幻から目覚めたという宣言、いわゆる近代を告げる声であった。仏教的価値観では、人が目覚めるべきは現実事象の儚さからであり、仏の悟り、仲基の言う仏の幻こそが、より存在度の高い真実とされてきた。中世においては、人が儚い生死の夢から覚めて仏の朝に至ることが、覚夢だった。しかし近世における仲基の出定は、仏の夢幻から人の世の現実に目覚めることにある。仲基は、聖俗の存在論を反転させ、仏教思想の意義を明確に否定した。仲基の出定以後、近世から現代に至るまで、日の仏教者たちは伝統的な仏への覚夢と仲基の出定を統合止揚すべく、全力

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    castle 2024/05/31
    「仲基は~仏の神秘的教えは行者が禅定・瞑想中に見た幻影にすぎず、釈迦の真意は世俗倫理を勧めることにあるとして、仏教を脱神秘化~出定後語とは、人間理性が宗教的な呪縛である定・夢幻から目覚めたという宣言」
  • 出定後語 - Wikipedia

    この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "出定後語" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2018年2月) 書のもっとも特徴的な主張は、「加上」または「異部加上」と呼ばれる法則の提言である。仲基によると、歴史的に経典を分析すると、新しい経典は、より古い経典の教説に異なった教説を加上しながら発展してきた、というものである[1]。 従来の仏教経典間の体系整理は、すべてブッダが説いた教説であることを前提とし、矛盾を排するように説かれた順序を推定・評価していた。仲基は、その前提を疑い、成立史を再構成を試みた。その推論根拠として「加上」、「異部名字難必和會」「三物五類立言之

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    castle 2024/05/31
    「富永仲基」「加上:新たな思想は旧思想に新たな要素を加え優位性を示そうとする/異部名字難必和會:一つの事柄に複数の説がある場合、真実を判断つきにくい/三物五類立言之紀:話者による影響・時代による影響」
  • 学習データに最適化されすぎて本来の目的が達成できなくなる「過学習」と同様の現象はAIだけでなく社会全体で起こっているという主張

    機械学習における過学習(過剰適合/オーバーフィッティング)とは、AIが学習データのみに最適化されてしまい、未知のデータに対する予測能力が低くなってしまうという現象です。そんな過学習と同様の現象が機械学習分野だけでなく社会全体のさまざまな場面でも発生していると、Google傘下の人工知能研究所・Google Brainの研究者であり近年の画像生成AIに広く用いられている「拡散モデル」の論文執筆者でもあるJascha Sohl-Dickstein氏が主張しています。 Too much efficiency makes everything worse: overfitting and the strong version of Goodhart’s law | Jascha’s blog https://sohl-dickstein.github.io/2022/11/06/strong-Go

    学習データに最適化されすぎて本来の目的が達成できなくなる「過学習」と同様の現象はAIだけでなく社会全体で起こっているという主張
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    castle 2023/01/02
    「(過学習とは)AIが学習データのみに最適化されてしまい、未知のデータに対する予測能力が低くなってしまう」「グッドハートの法則~成果を測る為の尺度が目標になってしまうと、成果測定自体が役に立たなくなる」
  • 書評 「ストーリーが世界を滅ぼす」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ストーリーが世界を滅ぼす―物語があなたの脳を操作する 作者:ジョナサン・ゴットシャル東洋経済新報社Amazon 書は進化的視点から文学を論じる著書を持つ英文学者であるジョナサン・ゴットシャルによる,物語*1がヒトの認知にとってどのような意味を持ち,それが現在の世界にどういう影響を与えているかを論じただ.あるいは「物語の闇の力」についてのといってもよいだろう.原題は「The Story Paradox: How Our Love of Storytelling Builds Societies and Tears them Down」 序章 物語の語り手を絶対に信用するな 序章では書の大きなテーマが語られている.ヒトが会話するのは,それは相手を「なびかせる」ためだ.それは他人の心に影響を与えることであり,普通には説得で,時には操作ということになる.そして著者は「物語」こそが「なびかせ

    書評 「ストーリーが世界を滅ぼす」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    castle 2022/10/01
    「ヒトが会話するのは~相手を「なびかせる」ため~著者は「物語」こそが「なびかせる」ための最も強力な方法だと主張~物語の語り手を無条件に信用すべきではない」「他人を操作したり洗脳することにも使える」
  • 集団極性化 | 心理学用語集サイコタム

    集団極性化の定義集団による問題解決や意思決定が必ずしもうまくいかないという事例は、社会心理学の研究において数多く報告されています。 集団で意思決定を行う際、個々人の当初の判断や行動傾向、感情などが、集団でのさまざまなやりとりを通す中で、極端な方向に強くなる現象を集団極性化と言います。 これはつまり、集団討議後になされる集団の反応の平均が、討議前に個々人によってなされた反応の平均よりも、同一の方向により極端になって現れるということです。 集団極性化には、1人で意思決定を行う時よりも、集団で行う時の方がリスクの高いものとなるリスキー・シフトと、反対に、より安全性の高い無難な意思決定になるコーシャス・シフトの2つがあります。 最初の個人決定がリスキーな方向であれば、集団決定はよりリスキーな方向にシフトし、最初の個人決定がコーシャスな方向であれば、集団決定はよりコーシャスな方向にシフトするというこ

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    castle 2022/05/08
    「集団で意思決定を行う際、個々人の当初の判断や行動傾向、感情等が集団での様々なやりとりを通す中で極端な方向に強くなる現象」「当初の立場を互いに支持、補強/より好ましい自己像を提示/集団への自己同一視」
  • エコーチェンバー現象 - Wikipedia

    「自分の声」があらゆる方向から返ってくる閉じた空間、エコー・チェンバー エコーチェンバー現象(エコーチェンバーげんしょう)あるいはエコーチェンバー(英: Echo chamber)とは、自分と似た意見や思想を持った人々の集まる空間(電子掲示板SNSなど)内でコミュニケーションが繰り返され、自分の意見や思想が肯定されることによって、それらが世の中一般においても正しく、間違いないものであると信じ込んでしまう現象[1][2]。又は、閉鎖的な情報空間において価値観の似た者同士が交流・共感し合うことで、特定の意見や思想が増幅する現象[3]。エコーチェンバー化[4]、またはエコーチェンバー効果[5]とも言う[6]。エコーチャンバーとも表記される[7][8][9]。 「エコーチェンバー」は、元々は音響効果や実験のため人工的にエコー(反響)を作り出す部屋「残響室」(英語別称:Reverberation

    エコーチェンバー現象 - Wikipedia
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    castle 2021/06/06
    「閉鎖的空間内でのコミュニケーションを繰り返すことによって、特定の信念が増幅または強化されてしまう状況」「彼らと違う声を発すると、その声はかき消され、彼らと同じ声を発すると、増幅・強化されて返って」
  • 一般意味論 - Wikipedia

    この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。 出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2018年5月) 脚注による出典や参考文献の参照が不十分です。脚注を追加してください。(2018年5月) 出典検索?: "一般意味論" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL 一般意味論(いっぱんいみろん、General Semantics)は、アルフレッド・コージブスキー(1879年 - 1950年)により1919年から1933年までの間に構築された教育的規範である。一般意味論は、言語学の意味論とは全く異なる。その名称は、コージブスキーが「意味反応」(Semantic Reactions)として研究していたものから来ている。意味反応と

    一般意味論 - Wikipedia
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    castle 2015/01/28
    「言語学の意味論とは全く異なる」「意味反応とは~周囲の環境におけるあらゆる事象の意味に対する人体全体の反応~コージブスキーが人類の生存にとって最も有益であるとした意味反応のシステムを「一般意味論」と」
  • バンドワゴン効果 - Wikipedia

    この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "バンドワゴン効果" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2022年7月) ミクロ経済学におけるバンドワゴン効果とは、同じ財を消費する人が多ければ多いほど、また、他人の消費量が多ければ多いほど、自分がその財を消費することの効用が高まるという効果である。「バンドワゴン効果」という名称は、アメリカ経済学者、ハーヴェイ・ライベンシュタインが創作した用語であり、消費の効用への効果のうち、流行に乗ること自体が持つ効果をバンドワゴン効果と呼んだ。 バンドワゴン効果は、他人の消費が与える外部性の一種と見なすことができる。同じような消費者間の

    バンドワゴン効果 - Wikipedia
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    castle 2012/09/19
    「ある選択が多数に受け入れられている、流行しているという情報が流れる事で、その選択への支持が一層強くなること~「バンドワゴン(行列の先頭の楽隊車)に乗る」とは、時流に乗る・多勢に与する・勝ち馬に乗る」
  • 斉藤・中川編『人間行動から考える地震リスクのマネジメント』:住宅関連の地震リスク低減施策を行動経済学で実証的に考えたよい本。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    人間行動から考える地震リスクのマネジメント: 新しい社会制度を設計する 作者:誠, 齊藤,雅之, 中川勁草書房Amazon 題名を見て、例によって経済偏重の社会を見直せとかエコなナントカとか、その手のインチキじゃねえだろうなあ、とものすごく警戒していたが、至極まとも。 基的な問題意識は、特に住宅の建設・選択においてどうやって地震リスクをもっと考えた行動を人々にしてもらうか、というもの。耐震性の高い住宅を選んでもらうにはどうしたらいいかとか、それが地価に反映されるかとか、保険加入をどう促進するか、とか。で、その中で日住宅ローンの問題も建築士の問題も、中古マンション市場(またはそのあってなきがごとき実態)の問題も、マンション改修投資の問題も挙げている。最後には人的資の影響も見ている(この最後のだけ住宅から離れて他とちょっと焦点がずれるが)。 ここらへんをちゃんと実証的に検討しているの

    斉藤・中川編『人間行動から考える地震リスクのマネジメント』:住宅関連の地震リスク低減施策を行動経済学で実証的に考えたよい本。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    castle 2012/04/07
    「いつか地震のときはいいかもしれんが目先の安さにはかなわない、とか、保険入れと言っても皆つい先送りにしちゃうとか。それが実際にどう効いているかを実証で裏付けて、そこから政策的含意もちゃんと出している」
  • ケインズ「一般理論」間宮陽介訳(岩波文庫):まだ続きます。ほんっと、だれか指摘してあげなかったの?? - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    雇用、利子および貨幣の一般理論〈下〉 (岩波文庫) 作者: ケインズ,John Maynard keynes,間宮陽介出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/03/14メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 71回この商品を含むブログ (33件) を見る 前回の続きです。もう自分で訳するあいまに、「ここ難しいけどちゃんと訳せてるかな」と冷やかしに見るだけになっているけど、見るたびに何か出てきて時間を取られるのがいやー。 上巻p.132 についた注は 負の貯蓄 → 「正の貯蓄」の誤りであろう。(p.385) 原文と山形訳: When the rate of interest falls very low indeed, the increase in the ratio between an annuity purchasable for a given sum and the a

    ケインズ「一般理論」間宮陽介訳(岩波文庫):まだ続きます。ほんっと、だれか指摘してあげなかったの?? - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    castle 2011/09/07
    「ケインズは、信頼性の危機がやってきたらみんな消費も投資もせずにお金をためこんでしまうので困る、だから過激な治療法としては、所得はすべて消費か投資に充てるよう義務づけることだ、というわけ」
  • 2010-03-06

    【酒井泰斗さんへのお返事であり、「4」のつづきです。】 私がエスノメソドロジー(EM)に求めたのは、 投げ入れられた状況に一方的に流されたり利用されたりしている人に、 状況を問題化するための手続きを与える ことであり、例えば以下のような必要がありました*1。 記述したディテールが、責任追及のための証拠価値を持つ 一方的な被害者意識ではなく、関係や事案のオリジナルな言語化を手助けする 誰に対しても、逸脱や制度順応そのものを口実にさせない 問題処理のパターンそのものをテーマにできる 現状のひきこもり論は、「わかりやすいけど、必要なことを考えてない」ような議論ばかりだし、たとえば「法的に」取り組んでも、必要な問題構造を扱ったことになりません(訴訟が意味を持てば別ですが)。 以下で詳しく論じますが、 弱者に味方しているから許される 学問的に語っているから許される ○○当事者だから許される この3つ

    2010-03-06
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    castle 2010/03/06
    「「ひきこもり経験者として実体化される(これが引きこもりだ)」と当事者論だけで「本人が内面や状況を分析的に実況中継する、内側から責任を考え直す」という当事者性がありません」「特権化や差別があるだけ」
  • Twitter / うーさー: なんか日本人てこういう数字的な部分に過剰な感情を持ち ...

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    castle 2010/02/15
    「日本人てこういう数字的な部分に過剰な感情を持ち込むので、webサービスとか予め全部の数値に25%くらいの揺らぎを作っとけばfollowが減った?とかどうでもいいこと気にしなくてよくてハッピーなんじゃないのーん」
  • COOL ONLINE - JAPAN - JAPAN ONLINE

    Washoku, the term for traditional Japanese cuisine, represents a profound aspect of Japan’s rich cultural and culinary heritage. Recognized by UNESCO as an Intangible Cultural Heritage of Humanity, Wa...

    castle
    castle 2010/02/12
    「脳がニセ科学的」「知っている範囲の知識を援用して手当たり次第に原因と結果を捏造して、その仮定の下に行動する」「一度仮定を組み立てたら、よほど個人的に手痛い反証を受けない限り、その仮定を維持し続ける」
  • 認知バイアス - Wikipedia

    認知バイアス(にんちバイアス、英: cognitive bias)とは、物事の判断が、直感やこれまでの経験にもとづく先入観によって非合理的になる心理現象のことである[1]。認知心理学や社会心理学での様々な観察者効果の一種であり、非常に基的な統計学的な誤り、社会的帰属の誤り、記憶の誤り(虚偽記憶)など人間が犯しやすい問題でもある。従って認知バイアスは、事例証拠や法的証拠の信頼性を大きく歪めてしまうことがある。 認知バイアスは生活、忠節、局所的な危険、懸念など様々な要因で発生し、分離して成文化することは難しい。今日の科学的理解の多くは、エイモス・トベルスキーとダニエル・カーネマンらの業績に基づいており、彼らの実験によって人間の判断と意思決定が合理的選択理論とは異なった方法で行われていることが示された。そこからトベルスキーとカーネマンはプロスペクト理論を生み出した。トベルスキーとカーネマンは、

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    castle 2009/12/14
    「観察者効果の一種。非常に基本的な統計学的な誤り、社会的帰属の誤り、記憶の誤り(虚偽記憶)など人間が犯しやすい問題」「人間の判断と意思決定が合理的選択理論とは異なった方法で行われていることが示された」
  • データを見ない人々(「オープン化」する社会での「分析」の価値) | isologue

    先日、マスコミ業界に詳しい方と話をしていて、なるほど、と思った話。 マスコミの人って、データを全く見ないんですよね。 代理店の人ですら。さすがにマーケの人は別だけど。 例えば、子供向け出版物の売れ行きが落ちている説明として、会議で担当者が、 「少子化が進んでいるので」 なんて説明をしたりするけど、調べてみるとここ数年、実は小学生の数はほぼ横ばいなんですよ。 今やインターネットで政府の統計なんか簡単にタダで調べられるのに、調べない。 データがいくらオープンになって、タダでインターネットで見られるようになっても、見ない人は見ないんじゃないでしょうか。 実際に「学校基調査」の小学生の在学者数の推移を調べてみますと。 こういうグラフ 図表1.小学生の在学者数の推移(単位:人、平成[年]、出所: 学校基調査) を見ると確かに「ものすごい勢いで少子化が進んでいてたいへんなことだ」という気にもなりま

    データを見ない人々(「オープン化」する社会での「分析」の価値) | isologue
    castle
    castle 2009/11/22
    「マスコミの人って、データを全く見ないんですよね」「「少子化が進んでいるので」なんて、調べてみるとここ数年、実は小学生の数はほぼ横ばい/人数をゼロを起点に設定したグラフで見ると殆ど変わってない印象」
  • 時はなぜ一方向なのか:観察者問題から説明 | WIRED VISION

    前の記事 紙飛行機で宇宙をめざす戸田拓夫氏 時はなぜ一方向なのか:観察者問題から説明 2009年9月 7日 Chris Lee(Arstechnica) サルバドール・ダリの彫刻『時のプロフィール』、画像はWikimedia Commons 学術論文を読んでいると、時々、これを掲載した編集者たちは「ソーカルされて」いるのではないかという疑問にかられることがある。つまり、いかにも科学的な言葉を並べたニセ論文にだまされているのではないか、という意味だ(「ソーカルされる」なんて言葉はないって? なら是非ともそういう言葉を作るべきだ)。 [ソーカル事件とは、ニューヨーク大学物理学教授だったアラン・ソーカル(Alan Sokal)が起こした事件数学・科学用語を権威付けとしてやたらと使用する、フランス現代思想系の人文評論家たちを批判するために、数式や科学用語をちりばめた疑似哲学論文を執筆し、これを著

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    castle 2009/09/09
    「宇宙全体のエントロピーを減少させることは可能であっても、我々はその系の中にいるため、その出来事を自ら観察する事は決してできないという」「時間の流れる方向が逆になると(記録も消えるので)観察できない」
  • リスクにあなたは騙される:「恐怖」を操る論理 - H-Yamaguchi.net

    このウェブサイトは山口 浩の個人的な考えを掲載したものであり、山口が所属ないし関係する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではない。サイトは投資の勧誘ないし銘柄の推奨を目的とするものではなく、サイトに掲載された情報(リンク先ないしトラックバック先の情報を含む)をもとにして投資その他の活動を行い、その結果損失をこうむったとしても、山口は責任を負わない。サイトの記載内容は、予告なく追記、変更ないし削除することがある。サイトに寄せられたコメントおよびトラックバックは、いったん保留した上で公開の可否を判断する。判断の基準は公開しない。いったん公開した後でも、一存によりなんらの説明なく削除し、当該IPを投稿禁止に指定することがある。 このworkは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています(帰属 - 非営利 - 派生禁止 2.1 日)。 書の帯にこうある。

    リスクにあなたは騙される:「恐怖」を操る論理 - H-Yamaguchi.net
    castle
    castle 2009/06/17
    「リスクそのものよりリスクをどう認識するか」「私達が何かについて判断を下すとき、「頭」と同時に「腹」が働いている(つまり「理性」と「情動」ということ)」「人々の「恐怖」をてこにして「安心」を売る企業」
  • 公的部門への期待度 - 大石英司の代替空港

    不況をどう捉えるか、という問題は、人それぞれ、企業それぞれあるだろうと思います。先日、「軍事研究」の巻頭コラムで、志方元陸将の文章を読んで、印象深いものがあったんですよ。志方さんの考えによると、アフガンとかテロの問題とか、これは放置してどうなるものではない。立ち向かって解決するしかない。でも、景気には必ず浮き沈みがある。景気循環。下がったものはいつかは戻る。そんなの放っときゃいい。そういう主旨で、なるほどなぁ、と思った。 戦後最長の景気拡大とか、もはやニューエコノミーは景気循環という言葉を死語にした、と言われた頃があった。でも景気はやっぱり浮き沈みするんです。株価も全く同様。沈んだものはいつかは戻ります。これまで3年置きに買い換えていた車をもうちょっと乗るしかない、と思っている人も、景気が戻るという実感があれば、意外に早めに買い換えるかも知れない。設備投資だって、より早く設備投資した企業が

    公的部門への期待度 - 大石英司の代替空港
    castle
    castle 2008/12/27
    「景気には必ず浮き沈みがある。景気循環。下がったものはいつかは戻る」「景気が戻るという実感があれば、設備投資だってより早く設備投資した企業がシェアを取るとあっては、遅れを取るわけにもいかない」
  • Ecological Fallacy - 社会学者の研究メモ

    「日教組組織率と学力」の相関が話題になっているみたいです。 「日教組強いと学力低い」中山説、調べてみれば相関なし(asahi.com, 2008年9月27日) この程度の分析で「相関なし」と断言して数百万人に周知してしまう基礎学力のなさはいかにもマスコミらしいですが(数倍緻密に分析した研究者の論文はせいぜい数百人が目にする程度でしょう)、ほんとのところが知りたいなら少しデータの整備が必要です。 なにより、こういう集計データ(aggregate data)を使う場合、生態学的錯誤(ecological fallacy)があるかどうかをチェックする必要があります。つまり、「全体である命題が成り立つからといって、同じことが個々で成り立つとは限らない」ということです。極端に言えば、図のように個々の県のなかでは相関が認められても、集計後では逆の相関になったりすることがあります。この錯誤を回避するには

    Ecological Fallacy - 社会学者の研究メモ
    castle
    castle 2008/09/27
    「この程度の分析で「相関なし」」「集計データを使う場合、生態学的錯誤(ecological fallacy)があるかどうかをチェックする必要が」「全体である命題が成り立つからといって、同じことが個々で成り立つとは限らない」
  • ポピュリズム - Wikipedia

    ウォール街を占拠せよ運動で掲げられた「1%」(エリート)に対する「99%」(人々)という意味の看板(所謂We are the 99%の主張)。 ポピュリズム(英: populism)とは、政治変革を目指す勢力が、既成の権力構造やエリート層を批判し、人民に訴えてその主張の実現を目指す運動である[1][2]。日では、「固定的な支持基盤を超え、幅広く国民に直接訴える政治スタイル」という意味で使用されることが多い[1][2][3]。 有権者に政治への参加を促したり、政治の大きな変動をもたらすこともあり、民主主義にとって有益な一面もある[4]。一方で、大衆の利益を安易に追求することで社会的弱者の人権が侵されたり、社会的分断を招く危険もある[5][6][7]。 アメリカでは概ね肯定的に使われる一方、日やヨーロッパなど大半の国では否定的な意味で用いられることが多い[8][3]。 また、同様の思想を持

    ポピュリズム - Wikipedia
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    castle 2008/09/04
    「カリスマ性を有する為政者が、一般大衆と立場を同じくすることを強調して行う政治手法を指す語。いわゆる主義・主張や政治思想というよりも、現実のある種の政治のあり方を記述・分析する際に用いられる」