おとり捜査(囮捜査、おとりそうさ)とは、捜査機関が対象者に犯罪の実行を働きかけ、犯罪が実行されるのを待って対象者を検挙する捜査手法。 令状による通常逮捕など他の捜査手法によっては検挙するのが難しい犯罪(薬物犯罪、買春など)について、おとり捜査が用いられることがある(この場合のおとりは、アジャン・プロボカトゥールagent provocateurとも称される)。知的財産権を侵害すると思われる偽ブランド商品や海賊版ソフト、児童ポルノなどの猥褻物、麻薬などの薬物などが、路上やインターネットオークションなどで販売されている場合、覆面捜査で商品を購入し捜査、摘発する買い受け捜査もある。