ファイルのタイプ付け 前述のとおり、Turbolinux 10 serverのデフォルトではSELinuxが無効になっている。SELinuxを無効から有効に変更した場合には、root権限でシステムに存在するすべてのファイルに対し、デフォルトのポリシーファイル(アクセス制御の設定)に基づいたタイプ付けを行う必要がある。ファイルのタイプ付けは、次のようにfixfiles relabelコマンドを実行する。 fixfiles relabelコマンドの実行後は、前述したようにgrub.confが修正してあれば、再起動することでSELinuxカーネルを有効化できる。なお、fixfiles relabelコマンドでファイルのタイプ付けを行なう前にシステムを再起動してSELinuxを有効化させてしまうと、ファイルに適切なタイプが付与されないため、システムが正常に起動しないので注意が必要だ。 ドメインとタ