登録していない人の発言は「レロレロレロレロ」にしか見えない。
週刊書評 『涼宮ハルヒの憤慨』/涼宮ハルヒをミステリ史に位置づける(インターネットアーカイブのログ) これは驚くべき論考だ。 涼宮ハルヒとミステリという取り合わせが意外だというわけではない。谷川流がかなり重度のミステリマニアらしいということは、作品のあちこちに仕込まれたマニアックなネタから容易に推察できることだ。意外なのは、日本ミステリ史についての独創的な見解が示されていることだ。 〈人間原理〉に基づいた、主観的な願望に応じて歪む世界を舞台にしている点で松本清張は小栗の後継者である。そしてこの作風の第三の重要な作家として、清涼院流水があげられる。小栗虫太郎・松本清張・清涼院流水を〈人間原理〉派として一くくりにすることができるだろう。小栗虫太郎と松本清張と清涼院流水とは! この3人の作品を少しでも読んだことがある人なら、この驚きを共有してもらえることだろう。逆に、全然読んだことがない人にはち
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