クラシカルデザイナーの危機感「デザイナーは経営やビジネスも理解すべきだ。」 「いやいや、VRやAR、音声UIなどの新しい領域のデザインスキルを身に着けていくべきでしょ。」 「え、それよりもコードを書けるようになったほうがいいでしょ。」 こんな議論、デザイナーなら一度は出くわしたことがあるのではないでしょうか。 次々と出てくるツールやフレームワーク、現場では求められる能力が広く曖昧になり、何を学び、経験を積んでいけばよいか分からないのが正直なところではないでしょうか。 職人的な美的感性や表現性を深く突き詰めるのか、ビジネスレイヤーからアプローチしていけるようにビジネス思考力を高めていくべきか。はたまたエンジニアリングの領域までカバーして実現力を高めていくべきか。 常に変動し、予測しづらく、複雑で、曖昧な「VUCA」と呼ばれる不確実性の高い時代において、デザイナー自身もなかなか未来を見通すこと