アジアのインディーゲームがきている ――今回のBitSummitで気になるタイトルはありましたか? 吉田いろいろありましたね。おもしろいと思ったのは、ボタン操作がひとつひとつパネルみたいにプログラムチックになっていて、時間の制限なく入力していくというアクションゲームです。いままでにありそうでなかったようなタイプのゲームですね。ふつうのアクションゲームだと、“右を押しながらジャンプして攻撃して……”というのをリアルタイムで瞬間的に判断してプレイすることになるのですが、この作品の場合はワンステップずつ順番に、“右”、“右”、“右”、“ジャンプ”、“アタック”といった形で入力していくんです。そして入力する度に1フレームずつゲームが進んでいく。言ってみれば、パズルゲームのようでもありますね。失敗したと思ったら、巻き戻して何回でもやり直せる。それがすごくおもしろかったですね。 ――何ていうゲームです