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warに関するdlitのブックマーク (14)

  • 臣民根性の行き着く果て―「戦時犬猫供出」 - 読む・考える・書く

    先の大戦時の嫌な話の一つに、犬の供出というのがある。 例によって記録がほとんど残っていない(恐らく敗戦時に廃棄された)ため事件の全体像がはっきりしないのだが、時系列を辿ってみると次のようになる。 日中戦争時からあった予兆 1942年夏の悲劇 犬供出の格化 犬の撲殺をさせられた少年 毛皮は有効に利用されたのか? 日中戦争時からあった予兆 まず、この事件の予兆を示すような出来事として、1940(昭和15)年2月、帝国議会で次のようなやりとりが行われている[1]。 北委員 もう一点、これは軍に直接関係のあるものでありますから、陸軍大臣に伺っておきます。(略)今日ご承知のごとく皮が足らなくて困っている、う物がなくて困っている。こういう際に犬を撲殺することに陸軍が努力したらどうか。非常時であるから統制を強化しなければならぬと、口先では各閣僚共言っておられるけれども、実行的には何もやってお

    臣民根性の行き着く果て―「戦時犬猫供出」 - 読む・考える・書く
    dlit
    dlit 2019/08/10
    「この時期に何が行われたのかについては、児童文学作家井上こみちさんの著書『犬やねこが消えた』が詳しい。読み通すのが非常に辛い本だが、これはぜひ読んで欲しい一冊」
  • 日本兵が日本兵を銃殺 当事者の元隊員95歳男性が記録に 「住民虐殺、強姦・強奪許せず」 - 琉球新報デジタル

    1945年の沖縄戦で激戦地となった摩文仁で、日兵が沖縄住民を殺害したり強姦(ごうかん)したり料強奪をしたりする事態を我慢できず、別の日兵がその日兵を殺害する出来事があった。 当時、沖縄で戦闘に参加した元日兵・飯田直次郎さん(95)=神奈川県在住=は自ら日兵を銃殺したことを証言した。飯田さんは知人の協力を得て、中国戦争に参加した体験や沖縄戦の詳しい足跡を原稿用紙129ページにまとめた。 45年6月、球部隊に所属していた飯田さんは摩文仁の壕に潜んでいた。一緒に逃げて仲良くなった日海軍兵や周辺住民から「自分が隠れている壕で住民にひどいことをしている軍曹がいる」と聞いた。その内容は、住民や子どもを殺害したり女性を強姦したり料を強奪したりするほか、その一帯で水が飲めた唯一の井戸を独り占めにしているというものだった。 飯田直次郎さんの手記 ある日、飯田さんも「佐々木」という名の軍曹に

    日本兵が日本兵を銃殺 当事者の元隊員95歳男性が記録に 「住民虐殺、強姦・強奪許せず」 - 琉球新報デジタル
  • 「侵略の定義はない」は事実でない。2010年に日本も参加して「侵略」に関する国際合意が成立している。(伊藤和子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    橋下発言が圧倒的なので、比較的目立たないが、忘れてはならない問題な発言がある。 安倍首相は4月23日の参院予算委員会で「侵略の定義は定まっていない。国と国との関係で、どちらから見るかで違う」と答弁したそうだ。 これには驚いた。国連等において、侵略の定義は明らかに決まっていて、日もその決定過程に参加し、賛成してきたからだ。 まず、1974年の国連総会では、日も参加・賛成して侵略の定義に関する国連総会決議が採択され、侵略が明確に規定されている。 決議3314という有名な決議だ。和訳については外務省定訳がないようであるが、ウィキペディアは以下のように訳している。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%B5%E7%95%A5%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B1

    「侵略の定義はない」は事実でない。2010年に日本も参加して「侵略」に関する国際合意が成立している。(伊藤和子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 日本語訳「安倍談話」/山形浩生 - SYNODOS

    2015年8月14日、戦後70年談話が安倍内閣のもとに閣議決定された。そこで、官邸サイトに掲載された英語版を、山形浩生氏に日語訳していただいた。(Statement by Prime Minister Shinzo Abe Friday, August 14, 2015より翻訳) 安倍晋三総理大臣による声明 2015年8月14日 閣議決定 終戦70周年にあたり、私たちは冷静に戦争への道、その終結以来私たちが採ってきた道と20世紀という時代をふり返らなくてはいけません。歴史の教訓から未来への叡智を学ばねばならないのです。 百年以上前、主に西洋列強が保有していた広大な植民地が世界中に広がっていました。その圧倒的な技術優位により、19世紀には植民地支配の波がアジアへと押し寄せてきました。そこから生じた危機感が日を近代化実現に向けて推し進めたのはまちがいありません。日はアジアのどの国よりも先

    日本語訳「安倍談話」/山形浩生 - SYNODOS
    dlit
    dlit 2015/08/17
    「官邸サイトに掲載された英語版を、山形浩生氏に日本語訳していただいた」
  • サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ

  • 河原理子『戦争と検閲――石川達三を読み直す』(岩波新書)- 考える人

    言論統制時代の実態 検閲、伏字、削除、発禁、差し押さえ、筆禍……おどろおどろしいこれらの文字を見て、それが日常茶飯だった時代の具体的な風景を思い浮かべる人は、もはやほとんどいなくなりました。「安寧秩序を紊乱(ぶんらん)」、「造言飛語」といった罪にいつ問われないとも限らず、「言論弾圧」の恐怖と隣り合わせで仕事をしていた編集者の先輩たちが、80年前にはたくさんいたのです。 石川達三。1905年秋田県生まれ。数々のベストセラー小説を世に送り出し、1985年に東京で没したこの作家を、2015年のいま思い出させるきっかけとしては、又吉直樹、羽田圭介という若い作家の受賞に湧く芥川賞が創設された80年前に、第1回芥川賞を受賞したのが石川達三だったという文学史的事実にまさるものはないでしょう。東北の農村からブラジルへ渡ろうとする移民の人々を描いた「蒼氓(そうぼう)」によって、太宰治、高見順といった有力

    河原理子『戦争と検閲――石川達三を読み直す』(岩波新書)- 考える人
  • 旧ソ連諸国で徴兵制が復活 徴兵制は「ありえない」か?(小泉悠) - 個人 - Yahoo!ニュース

    「次は徴兵?」平和安全保障法案(いわゆる安保法案)を巡って、国論が大きく揺れている。 同法案の反対派は、集団的自衛権の行使が認められることで日の安全保障とは直接関係のない紛争にまで巻き込まれる可能性を指摘する。これについては筆者も一定程度、そのようなリスクは認めざるを得ないと考える。 ただし、この法案を「戦争法案」と呼び、可決されるやただちに戦争が始まるとか(どことだろうか?)、徴兵制が敷かれるといったややヒステリックな反対論者の姿を見ることも少なくない。 特に徴兵制に関しては安保法案とほぼ無関係であることは明らかであるが、「次は徴兵制だ」という議論は根強い。たとえば今年6月、民主党の枝野幹事長は仙台市内の演説会で次のように述べている。 憲法解釈を都合よく変えてよいとなったら、次は「徴兵制」ですよ、みなさん。徴兵制だって、集団的自衛権と一緒で、憲法に明確に(禁止と)は書いていない。集団的

    旧ソ連諸国で徴兵制が復活 徴兵制は「ありえない」か?(小泉悠) - 個人 - Yahoo!ニュース
  • 江利川春雄『英語教科書は〈戦争〉をどう教えてきたか』読了 - 拓殖のあと

    著者にお恵みいただいてすぐ読みました(ざっとですけれど)。帯の惹句に「英語教科書は若者を戦地に送った  戦後70年初めて明かされる〈戦争〉教材の真実」とあるが、まさにその具体例がふんだんに盛り込まれている。私、かつて雑誌『英語青年』復刻版をガーッと読んで、特に日露戦争あたりの記事が軍事用語やら何やらてんこ盛りで驚いたことがあるが、英語教科書でも同様だったというわけである。予想はしていたが、これほどとは思っていなかった。 個人的に気になった箇所。 1988(昭和63)年、すでに文部省検定にも合格していたにもかかわらず、高校2年生用の教科書である中村敬ほか著First English II(1988年3月31日検定済:高校)の第13課War(戦争)の内容が一部の与党議員や学者らから攻撃され、それがきっかけでミュージカルのMy Fair Lady(マイ・フェア・レディー)への差し替えを余儀なくさ

    江利川春雄『英語教科書は〈戦争〉をどう教えてきたか』読了 - 拓殖のあと
  • 原爆「ふだん話し合わず」広島市で3分の2 NHKニュース

    被爆から70年のことし、NHKが世論調査でふだん原爆の問題を話し合う機会がどの程度あるかを聞いたところ、広島市では「あまりない」「全くない」と答えた人が3分の2に達し、被爆体験の継承が改めて課題として浮き彫りになりました。 調査の結果、広島に原爆が投下された日付について「昭和20年8月6日」と正確に答えることができた人は広島市で69%でした。 また、ふだん原爆の問題を話し合う機会がどの程度あるか聞いたところ、「よくある」「ときどきある」と答えた人は合わせて32%だったのに対し、「あまりない」は44%、「全くない」は24%で全体の3分の2に達しました。 特に20代と30代では「あまりない」「全くない」がおよそ4分の3となっていて、被爆体験を若い世代にいかに継承していくかが改めて課題として浮き彫りになりました。

  • 沖縄戦元隊員証言、護郷隊少年兵が互いに制裁

    沖縄戦で大営がゲリラ戦を目的として、やんばる地域の十代の少年らを集めて組織した「護郷隊」の一部で、上官の命令により少年同士による制裁が行われていた実態があったことが分かった。名護市教育委員会の市史編さん係嘱託員、川満彰さんが複数の関係者から証言を得た。 少年らの中には仲間の射殺を命じられ、実行していたケースもあるという。「上官絶対」の軍事論理が少年らを支配していた現実が浮き彫りになった。 護郷隊は、米軍の沖縄上陸を見据え、1944年秋から召集が始まった。少年らは幼なじみの5、6人のグループに分けられ、在郷軍人が上官として訓練指導に当たったとされる。爆弾を持っての体当たりや背後からの急襲といったゲリラ戦の訓練が昼夜問わず実施される一方、山や谷、民家があってもひたすら直進するといった訓練も課された。その課程で上官への服従や全体責任を押し付ける軍事論理の浸透も図られたとみられる。 川満さんや元

    沖縄戦元隊員証言、護郷隊少年兵が互いに制裁
  • 「もうひとつの沖縄戦後史」最終回――洞窟の生と死/岸政彦 - SYNODOS

    電子マガジン「αシノドス」にて10回にわたり連載していた「もうひとつの沖縄戦後史」が、最終回を迎えた。貧困、スラム、売春、犯罪……。1960年前後の「沖縄タイムス」の記事から、戦後沖縄の知られざる側面を鋭く切り取る。α-Synodos vol.160より最終回を転載。 *  *  * これまで、1960年前後の『沖縄タイムス』の記事を大量に引用・再構成し、リゾートや伝統文化や基地問題だけではない沖縄、貧困と暴力の沖縄、犯罪と売春の沖縄、スラムと経済成長の沖縄について描いてきた。この連載も今回でいちおうの最終回である。初回からここまでの話をざっとふりかえってみよう。 まず第1回めでは、同棲相手の女性を殺してその乳房を切り取ったという凄惨な事件を取り上げ、その背景にある戦後の沖縄社会の特質を描いた。 もうひとつの沖縄戦後史──「オッパイ殺人事件」と経済成長 この回では、たったひとつの事件の記事

    「もうひとつの沖縄戦後史」最終回――洞窟の生と死/岸政彦 - SYNODOS
  • 言葉の先には、人がいる~humanityについて、「中立」について、ガザに対する途方もない暴力が進行中の傍らで

    中途半端な英語使いが英国からのニュースを東京で読み、あちこちふらふらうろうろ。時々嘘。 はてブ = http://b.hatena.ne.jp/nofrills Twitter = http://twitter.com/nofrills Twitterのログ = http://twilog.org/nofrills ◆「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月) ◆「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月) ◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください

    言葉の先には、人がいる~humanityについて、「中立」について、ガザに対する途方もない暴力が進行中の傍らで
    dlit
    dlit 2014/07/25
  • 2014年6月23日,沖縄戦が終わって69年目の日,天皇たちの戦争責任「再考」 : 社会科学者の随想

    【オヤジが戦争を推進して,作り,出した「犠牲地・犠牲者」を,いまに息子夫婦が訪問したら,はたして「慰謝・慰霊できる」「土と沖縄の関係史」 が形成できるとでも考えているのか?】 ①「〈天声人語〉沖縄慰霊の日に」(『朝日新聞』2014年6月23日朝刊) 1) 最初に,この天声人語から引用する。 門外の徒の私感ながら,きのう書いた茨木のり子さんにどこか重なる人がいる。ポーランドのノーベル賞詩人シンボルスカさん。茨木さんより3歳年上で同時代を生きた。戦争歴史へのまなざし,そして,先立った夫への痛いほどの追慕も相通じる。 ▼ その詩「終わりと始まり」はこんな言葉で書き出される。〈戦争が終わるたびに/誰かが後片付けをしなければならない/物事がひとりでに/片づいてくれるわけではないのだから〉。 ▼ 〈誰かが瓦礫(がれき)を道端に/押しやらなければならない/死体をいっぱい積んだ/荷車が通れるように……

    2014年6月23日,沖縄戦が終わって69年目の日,天皇たちの戦争責任「再考」 : 社会科学者の随想
  • 「ハロー・キティ」という絶望~あのすさまじい内戦への無関心に寄せて

    中途半端な英語使いが英国からのニュースを東京で読み、あちこちふらふらうろうろ。時々嘘。 はてブ = http://b.hatena.ne.jp/nofrills Twitter = http://twitter.com/nofrills Twitterのログ = http://twilog.org/nofrills ◆「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月) ◆「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月) ◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください

    「ハロー・キティ」という絶望~あのすさまじい内戦への無関心に寄せて
    dlit
    dlit 2014/07/06
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