WBCSD バッカーCEO「TCFDとSASBに基づく開示を」 WBCSDは地球課題を解決する企業プラットフォームを作り、解決策を提案してきた。SDGs、TCFD、自然資本、情報開示の未来についてCEOが見解を示した。 UNDP コンセイソン 戦略政策ユニット長「SDGsの『合格のハンコ』を企業に」 4つの分野で年間最大12兆ドルの市場を生み出すとされるSDGsビジネス。国連開発計画(UNDP)は企業の取り組みの基準を設け認証するプロジェクトを進める。
第66回:気象庁が発表した 「震度解説表」の「要注意個所」を解析する 建築&住宅ジャーナリスト 細野 透氏 2009年4月16日 気象庁の新「震度解説表」をどう読むべきか、検討しよう 気象庁は2009年3月31日から、新しい「震度解説表」の運用を開始した。震度解説表とは、地震の震度ごとに、予想される揺れ方や被害の目安を示したもの。新しい解説表の特徴は、「建物の耐震性が高い」場合と、「建物の耐震性が低い」場合の2種類に分けて、きめの細かい被害想定を掲載したことだ。 1981年(昭和56 年)に建築基準法が改正され、現行の「新耐震基準」が施行された。したがって、1981年以前の建物は耐震性が低く、1982年以降は耐震性が高くなる傾向がある。 新耐震基準が要求しているのは、「震度6強程度の地震が来ても建物が倒壊しないこと」、換言すると「建物の中にいる人は死亡しないこと」である。
第67回:大水害が「もし」起きたら―― 東京の「地下鉄水没シミュレーション」 建築&住宅ジャーナリスト 細野透氏 2009年4月30日 最悪のシミュレーション結果を、ここで再現してみる 今回は、ちょっと趣向を変えて、中央防災会議が検討した、水害時の東京の地下鉄の被害状況を、ここで再現してみよう。 ――3日間の総雨量がなんと550ミリにも達し、「200年に1度の大雨」と報じられたその日。荒川右岸を支える堤防が、午前0時ころ、あっけなく決壊した。現場は、河口から21キロさかのぼった、東京都北区志茂である。これが、東京を走る地下鉄など17路線、81駅の「大水没」の幕開けとなった。 それは、以上のような想定状況から始まる。 堤防が崩れてから11分後。氾濫した水は、決壊個所から約700メートル離れた、東京メトロ南北線の赤羽岩淵駅に到達した。駅所在地の標高は2.5メートルあり、地
2000年に一戸建て住宅を新築した。 COP3(国連気候変動枠組条約第3回締約国会議)の京都会議の3年後のことで、少しでも自然エネルギーを取り入れて化石燃料の消費を減らしたいという思いから、私なりの「エコ住宅」の実験を行うことにした。だが2000年当時、一般の温暖化対策への関心はきわめて小さく、新聞記事にも「温暖化」の見出しを見ることは、まだほとんどなかった。「21世紀初頭には登場する」と言われ、期待していた家庭用の燃料電池もまだ未登場で我が家には間に合わず、使える家庭用のエコ装置もきわめて少なかった。 そのため、雨水やソーラー発電、電気など十数人の専門家に集まってもらい、さまざまな知恵を駆使して手作り同然の「エコ住宅」を作りあげた。 この家に住みながら多くの問題点も経験。毎年のように改造や設備の増設を繰り返し、「エコ住宅」とは何かを、今も身をもって(身銭をきって)体験している。
わたしはコンビニの24時間営業を防犯的には75%支持し、防災的には95%支持する。 7月7日から開催される洞爺湖サミットに向けて、省エネルギーの観点から24時間営業の是非が話題になっている。最近、深夜営業規制を表明した地方自治体があるが、実に近視眼的な対応で、後できっと後悔する間違った判断である。それはなぜか。 我が家は「かけこみ110番の家」になっている。子どもや女性が、危険を感じたり具合が悪くなったりして助けを求めてきたときに、保護をして警察や消防に連絡する役割だ。 これまでのところ、かけこんで来た人は皆無である。ただし、大型犬のゴールデンレトリーバーが数回かけこんで来た。初めて迷い込んで来たときに、牛乳とパンを大盤振る舞いしたら、それに味を占めて飼い主宅からすきを見て忍び出てくるようだ。 「かけこみ110番」のボランティア活動には、個人に加えて、地域のコンビニエンスストア、ガ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く