3月の頭、久しぶりに「イントロで全てもっていかれる曲」に出会った。本人たちの言葉を借りると「超常ハイカラギターロックバンド」である「ポルカドットスティングレイ」は、福岡を拠点に活動する女性ボーカルの4人組。ポルカドットスティングレイと聞いて「淡水エイだろ。黒い体に白の水玉模様がかわいいよね」という人は魚に詳しすぎるし、「ベースがスティングレイ使ってるの?」って人は多分バンドマンだ。 この子音の入れ方から歌い方、カッティングの入れ方、ドラムとベースの入れ方。「計算され尽くした」曲とPVで「これ完全に売れるやろ……好き」ということで辛抱たまらず、ゴールデン・ウィークに福岡まで帰省、ライブ見てきた。 念願のポルカドットスティングレイめっちゃ良かった! 新曲もすこぶる良かった— ユースク (@yuuskee) May 1, 2016 ライブで見るとさらにカッコよかった……。 所感 Vo.Gtの雫さ
photo by Sippanont Samchai その部屋に入った時、私を取り囲んだのは、おびただしい時計であった。 明治時代にも遡れるかという振り子の見える掛け時計、国産なのか、ヨーロッパの生まれなのかもわからないアールヌーボー調の木製の置き時計、昭和後期のモダンなデザインのプラスチックの置き時計、そして、あちこちに置かれた腕時計。 その時計の多くは10時9分、そして秒針があるものは36秒を指していた。 よく見ると、それ以外の時刻を指しているものの多くは、4時15分付近。つまり、私のつけているセイコーの腕時計と同じ、現在の時刻であった。それらの時計は、動いているのである。 「私にはわからないけど、これだけ古い時計があれば、価値のあるものもあるでしょう」 依頼人の山崎玲子がそう言った。 この部屋は、依頼人の話のとおりであれば、最近亡くなった彼女の父がひとりで住んでいた部屋である。 郊外
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