シリアで過激派に約半年拘束された後、解放されてスペイン・マドリード近郊の軍事基地で息子と再会したエルムンド紙の特派員、ハビエル・エスピノサ氏(2014年3月30日撮影)。(c)AFP/PACO CAMPOS 【3月16日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」は、キューバにあるグアンタナモ(Guantanamo)米軍基地内のテロ容疑者収容施設を模して造ったシリア国内の施設に欧米の人質を拘束し、「模擬処刑」を何度も繰り返していた――。シリアで拉致・拘束された後に解放されたスペイン紙記者が15日、明かした。 スペイン紙エルムンド(El Mundo)のハビエル・エスピノサ(Javier Espinosa)記者は、2013年9月にシリアで取材中に拉致され、約半年後の14年3月末に解放された。 エスピノサ記者が15日付のエルムンド紙上で明らかにしたところよると、