アメリカのバイデン大統領は、トランプ氏と対立したり、批判的な立場を取ってきた人たちについて、刑事訴追から守るためとして、予防的な恩赦を与えると発表しました。 バイデン大統領は20日正午、日本時間の21日午前2時に退任します。 これを前に20日朝、声明を発表し、次の大統領となるトランプ氏が強く批判したり、敵対したりした人たちについて、刑事訴追から守るためとして、予防的な恩赦を与えると発表しました。 対象には、アメリカの新型コロナ対策を主導し、トランプ氏が批判したファウチ博士や、アメリカ軍の統合参謀本部議長を務め、トランプ氏を批判したミリー氏が含まれます。 また、連邦議会議事堂にトランプ氏の支持者らが乱入した事件を調査した議会の委員会の関係者も含まれ、共和党の元下院議員で、トランプ氏の弾劾訴追に賛成するなど、批判の急先ぽうとなってきたリズ・チェイニー氏らが含まれるとみられます。 理由について、