【SPE】1971年、米海軍は海兵隊刑務所で相次ぐ問題解決の為に、ある実験を準備し、資金を調達した。実験はスタンフォード大学の心理学者フィリップ・G・ジンバルド博士を中心に組織され、同大学の講堂を刑務所に仕立て、模擬的な刑務所シュミレーションを行うというものだった。新聞広告によって集められた心身共に健全な被験者らは、無作為に囚人と看守に分けられ、実際の刑務所とほぼ同じ環境の中で、二週間を過ごすことが予定された。しかしこのとき、まさかこの実験が後々まで問題となる大きな事件になろうとは、その時、被験者も研究者も、誰一人想像だにしなかったのである。(写真上はこの事件をモチーフにした映画「es[エス]DAS EXPERIMENT」より。以下は当時撮影された実際の写真) 実験に参加した被験者は皆楽観的な気分だった。単に囚人、看守の服に着替えて刑務所風の質素な生活をし、報酬までもらえるユニークな実験と
参考 Web原理-あるいはWebの善悪二面性- WebにはWebは悪そのものである*1とかWebは善悪の両面を持つが自分にとっては悪*2であるという意見は存在しません。いや、存在しないというわけではなくて、非常に数が少なかったり説得力に欠けているので、無視されているのです。なぜに少数だったり説得力がないかといえばWebが悪だと考えているならWebを使っていないはずだからです*3。従って、Web利用者の意見としてはWebは善である*4か、善悪の両面を持つが自分にとっては善であるという意見だけであるということが出来ます。*5 要約 Webは悪という人はWebにはいない。 一般化されたWeb原理 以上のようなWeb原理*6を(任意の道具についても整合性が取れるように)一般化すると、ある道具を使用することで得られるベネフィットがコストよりも大きければそれは善であり、コストの方が大きければそれは悪で
●去年4月から、東京都の依頼で首都大の社会学専攻の院生たちがフリーター、ニート、ひきこもりを三大柱に研究を進めている。私はニート担当だが、先行研究を洗い直す過程で、公称64万人といわれるニート人口が全く根拠薄弱であることが分かった。 ●2002年を境に64万人にニート人口が増加したと言われるが、この根拠たる労働力調査が、実はこの年を境にその集計方法が変更されており、いわゆるニートを見なされてきたカテゴリー自体が拡張されていることが分かった。既婚や在学の無業者も含まれるものとなり、そもそも「増加」という言葉が全く相応しくないことが明らかになった。そもそもニートというカテゴリー自体が、残余概念であるために正確な実体を掴みにくい事もあるが、カテゴリーが変更されていては人口など分かるはずも無い。 ●再集計が可能な範囲で検討した結果、2000年前後から労働力人口自体が減少し始め、1990年代から始ま
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