磐田署は31日、小学4年生の長女(9)の裸を撮影して私有パソコンに保存していたとして、ブラジル国籍で愛知県豊橋市に住む無職の男(45)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑(児童ポルノ製造)で逮捕した。同署は、販売やインターネットへの流出の有無を調べている。同署によると、男は「写真が趣味で撮影した」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は、07年6月下旬~08年4月下旬にかけ、長女の全裸を数回にわたり、デジタルカメラで撮影したとしている。 同署の調べでは、男は08年5月、ブラジル人の妻と離婚して別居。元妻が長女を養育していたが、男は磐田市の自宅に長女を呼び、デジタルカメラで裸の写真を撮影したという。今年5月、長女が体調を崩して入院し、病院でカウンセリングを受けさせたところ事件が発覚。元妻が同署に相談していた。【小玉沙織】