9日午前5時半ごろ、大阪市住之江区北加賀屋3丁目の市道交差点で、パトカーに追跡されていた乗用車がタンクローリーと衝突し、乗用車に乗っていた男性3人が死亡した。タンクローリーの運転手の男性(43)にけがはなかった。大阪府警が3人の身元を調べている。 住之江署によると、同区緑木2丁目の府道で蛇行運転している乗用車をパトカーが見つけ、停止を求めたが応じなかったため追跡を始めた。乗用車は信号や一方通行を無視しながら約1キロにわたり逃走。信号のない交差点を通過しようとして、左から来たタンクローリーの右側面にぶつかったという。交差点には乗用車の側に一時停止の標識があったが、ブレーキ痕はなく、同署は乗用車が一時停止しなかった可能性が高いとみている。 死亡した3人はいずれも20代とみられ、運転席と助手席、後部座席にそれぞれ乗っていた。3人とも現場で死亡が確認された。 同署の新原和彰副署長は「亡くなら