東日本大震災が発生してからしばらくの間、いくつものデマが生じました。「ナイフを持った外国人が歩き回っている」「レイプが多発している」「中国人が避難所を占拠した」など犯罪にまつわるものが多かったため、被災地の住民はよけいな不安を煽られたものです。 ところで、BLOGOSでこんなエントリが出ていました。 http://blogos.com/article/29764/ どう思う「子供の義賊」― 震災現場で何が起こったか? 北村隆司 東日本大震災は「聞くと見るでは大違い」だと言う手紙を沢山貰った。報道が全てをカバーできない事は当然だが、聞いた話の中から、考えさせられた幾つかのエピソードを紹介してみたい。 深夜バスで被災地に駆けつけた私の友人が、食料確保のため宮城県のサービスエリアに寄ると、そこには明け方の5時なのにボランティアの若者で溢れかえっていたそうだ。政治の批判ばかりして行動を起さない大人