風の影響で2回延期になっていた民間の小型ロケット「カイロス2号機」は18日午前11時、和歌山県の発射場から打ち上げられる予定です。 初号機は打ち上げ直後に爆発していて、今回の2号機で打ち上げを成功させ、搭載した人工衛星を予定の軌道に投入できるか、注目されています。 和歌山県串本町のロケットの発射場からおよそ2キロ離れた田原海水浴場の見学場には、平日にもかかわらず、午前7時半ごろから見学者が次々と訪れました。 延期された14日と15日も来たという大阪・泉大津市の50代の女性は「土日は風が強くてロケットが飛ぶのは厳しいかなと思いましたが、きょうは穏やかな天候なので打ち上がることを期待しています」と話していました。 また、串本町にある国の天然記念物、「橋杭岩」の周辺には、ロケットの打ち上げを見ようと朝から多くの見物人やアマチュアカメラマンが集まりました。 和歌山市から訪れた60代の男性は「橋杭岩