ニューヨークのタイムズスクエアを歩行者空間に変えることで、人が集まってにぎわいが生まれ、交通事故者数が減り、環境負荷も少なくなり、さらには経済効果も生み出したという街づくりの事例は、都市計画に関わる者なら知らない人はいないだろう。 それを手掛けたのが、「Gehl Architects」(以下、ゲール社)という、コペンハーゲンに本社を置く世界的な都市設計・デザインコンサルティング会社で、公共スペースや都市開発に関わる企画および建築設計、デザイン領域では世界的なリーディングカンパニーだ。 そしてゲール社は、わたしたち編集部が所属しており、このポータルサイトを運営している会社が属する博報堂DYグループの戦略事業組織kyuの一員でもある。 そんなゲール社の哲学は「人間スケール」「人中心」 の街づくり。 シビックプライドも、「”シビック=市民”が、自発的に場や地域を活性化する源となる気持ち」なので、