タンザニアのシニャンガ州キシャプ県周辺は、ダイアモンドの鉱山があり、労働者など人々の出入りが激しい地域です。日銭を得た労働者が地元の女の子を買春したりすることも少なくありません。その結果、妊娠の仕組みも避妊も知らない少女たちは望まない妊娠をして学校を退学させられてしまったり、父親が分からぬままシングルマザーになったりします。 さらに、この地域は、HIV/エイズの感染率も高く、エイズ孤児になっている子どもたちも課題となっています。また、薬物使用(ドラッグ)の広がりや、ジェンダーに基づく暴力なども問題です。 ジョイセフは、地域の若者たちが正しい性の知識を身につけて自分の身体と健康を守ることができるように、人材育成と啓発活動に取り組んでいます。