和食のうまみを引き出す「だし」や日本の伝統的な食材をアメリカに売り込もうという催しがニューヨークで開かれ、舌の肥えたニューヨーカーたちから高く評価されていました。 これは、官民が協力して海外に日本文化を発信する「クールジャパン」戦略の一環として、12日、大手デパートの三越伊勢丹ホールディングスがニューヨークのマンハッタン中心部にあるレストランで開きました。 会場には、食に関する情報をインターネットを使って発信している「ブロガー」と呼ばれる人たちなど20人余りが招かれ、試食会では、かつお節や昆布などを使った「だし」が多くの和食に使われていることが紹介されたり、みそ汁や寒天を使った料理などがふるまわれたりしました。 また、シャンパンのような細かい泡を楽しめる日本酒も出され、参加した人たちは、伝統に斬新なアイデアを取り入れた和食に舌鼓を打っていました。 参加した人たちは「だしによって料理に深みが