タグ

Critiqueに関するhtktyoのブックマーク (832)

  • 「大きな物語の失効」が失わせたものとは - A Road to Code from Sign.

    少しだけ気になったので考えてみる。 「大きな物語が失われたために人々は生きる意味を見出しにくくなってしまった」というストーリーにはもっと率直な疑問を感じる。つまり、「大きな物語のおかげで生きる意味が保証されていた」という状況がそもそもうまくぼくにはイメージできないのだ。たとえば、「大きな物語」として「冷戦構造」が挙げられることがある。そのとき「資主義vs共産主義」のような大きな対立構造が各種の思想や制度を布置づけていた、という話を否定しようとは思わない。しかし、市井のある人物が「冷戦構造のおかげで生きる意味がみつかりました!」と述べているような状況は、ぼくにはまったく想像することができないのだ。 もちろん、政治的な人間であればその種の運動に「アンガージュマン」することで「生きる意味」を 見出すことができたかもしれない。しかし、それは、一部の人間にとってだけのことだったのではないのか?そし

    「大きな物語の失効」が失わせたものとは - A Road to Code from Sign.
  • クロポトキン『相互扶助論』、平居謙『「ワンピース」に生きる力を学ぼう!』 - 紙屋研究所

    平居謙『「ワンピース」に生きる力を学ぼう!』(データハウス)は、としてはなかなかにひどい出来だと思うが、マンガ『ONE PIECE』をどうとらえるかということを示唆したという一点において、ぼくにとっては非常に刺激的な一冊だった。「生きる力」をテーゼ的というかドグマ的にバラバラにわけて解説した第一章・第二章は、ほとんど役に立たなかったのだが、 第三章の「『相互扶助』から『意識的疾走へ』」は、叙述の乱暴さは別として、クロポトキン『相互扶助論』と関連づけたという点で、刺激に満ちていた。 「クローズアップ現代」の『ONE PIECE』論への違和感 平居の同書にも書いてあるが、『ONE PIECE』のヒットをNHK「クローズアップ現代」は特集し(2011年2月9日放映)、格差社会・「生きづらさ」を抱えた社会のなかで個人がバラバラにされ、絆・仲間が失われていることと関連づけて語った。 馬場伸彦(甲南

    クロポトキン『相互扶助論』、平居謙『「ワンピース」に生きる力を学ぼう!』 - 紙屋研究所
  • まとめよう、あつまろう - Togetter

    コミュニケーションが生まれるツイートまとめツール

    まとめよう、あつまろう - Togetter
  • 黒澤明と宮崎駿のディテール構築論

    注)この文章は「黒澤明 映画祭 2000~2001 パンフレット」2000年11月22日発行(ラピュタ阿佐ヶ谷)に掲載されたものです。執筆に当たっては編集部より、黒澤明監督と宮崎駿監督の共通項や差異について考察して欲しいという要請があり、これを踏まえて書かれた原稿です。 ●「七人の侍」の呪縛 アニメーション監督・宮崎駿氏は、九三年四月八日に黒澤明監督と対談を行っている。テレビ番組の企画で、場所は御殿場の黒澤別邸。対談の模様は『何が映画か―「七人の侍」と「まぁだだよ」をめぐって』という一冊のにまとめられている。驚くべきことに、二人が語り合った内容は、ほとんどが小道具や撮影技術に関する細々とした話題である。 宮崎監督は、対談後のインタビューで、黒澤監督が巨匠然と構えず、常に細部に気を配っていたことが嬉しかったと語っている。自分が「面白い」と思った小道具はほとんど黒澤監督自らが判断して採用され

  • さらに「もののけ姫」を読み解く

    注)この文章は「フィルムメーカーズ6/宮崎駿」(99年3月17日発売/キネマ旬報社)に掲載されたものです。「1」で宮崎作品のアニメーション技術解説のガイドラインを提示し、「2」で実物の原画を載せて特徴を分析しています。ただし、版権の問題で「もののけ姫」の原画を掲載することが出来ないため、図版の解説テキストのみとなっています。ヴィジュアルと一体の原稿であったため、判りにくい文章となっていますが、どうか御了承下さい。原画の実物は誌で御覧頂きますよう、お願い致します。 1. 序文 ●はじめに 日のメディアではアニメーション映画を作画技術の面から採り上げる論調は極めて乏しい。専門的な分野ということもあって評論する側も研究・分析に時間がかかるためか、あるいは地味な内容となることが避けられないためか、ストーリーやキャラクター紹介、声優の人気などを採り上げることに終始しており、映像に血肉を与えたアニ

  • http://netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/otakusemi/No2.html

  • 経済学者を名乗る池田信夫の学識を疑う

    池田信夫氏も目を引くタイトルで記事を大衆に読ませたいのだと思うが、「携帯電話は原発より危険だ」という記事が、経済学者というか社会科学者として問題の多い記事になっているので、指摘したい。 CNNの、WHOが携帯電話の利用が発がんリスクを引き起こしうるとしたという報道と、放射線の被害で、原発災害の放射線被害への危惧を皮肉った内容だ。社会科学者としての良識を疑うような釣り記事で、悪い冗談としか思えない。 1. 英語の読解能力が疑わしい 「~かも知れない」という可能性を現す表現を、「~だ」と断定を現す表現に変えるのは、扇動目的の意図的なミスリーディングのように思えるが、あえて池田氏の英語の読解能力を疑う事にする。 CNNの記事

    経済学者を名乗る池田信夫の学識を疑う
  • ハートキャッチプリキュア 堪忍袋の緒が切れるまで

    『ハートキャッチプリキュア』 堪忍袋の緒が切れるまで ~デザトリアンの苦悩・敵幹部による否定的評価・プリキュアによる反論の一覧~ はじめに 論は、テレビ番組『ハートキャッチプリキュア』(東映・朝日)の戦闘シーンで定番となっているやりとりを、放送話分まとめ、若干の考察を付したものです。そのやりとりはおおよそ、(1)デザトリアン犠牲者による苦悩の吐露、(2)敵幹部によるその否定的評価、(3)プリキュアによる反論と犠牲者の弁護、の3つから構成されています。(考察文はその主要部を2010年9月に公開し、その後の放映分については一覧表に順次追加しています。) 作品の各話では、このやりとりに至るまでの展開も、ほぼ定型化されています。まず、各話に登場するゲスト(場合によってはレギュラー)が不安や葛藤によって心の花をしおれさせたところ、通りがかりの敵幹部にたまたま目をつけられて、その苦悩をデザトリア

  • 荷宮和子 - Wikipedia

    この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。信頼できる情報源の提供に協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります。 出典検索?: "荷宮和子" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2016年3月) 荷宮 和子(にみや かずこ、1963年 - )は日の評論家、女子供文化評論家、文筆家。 来歴[編集] 神戸市出身。神戸大学法学部卒業。 大の宝塚歌劇ファン。また、デパ地下ファンとしても有名でテレビチャンピオンに出場したこともある。 著書[編集] 『少女マンガの愛のゆくえ』光栄カルト倶楽部 1994 『ホントの宝塚がわかる タカラジェンヌとヅカファンのすべ

  • 震災の影響 - strange

  • 「3.11後の虚構と現実」 東浩紀×斎藤環

    佐藤純一【fhána】 @jsato_FLEET 斎藤「キャラクターとは何か。日常の生活においてのキャラとは。いま、個人が学校などでキャラを変えるとかキャラに疲れるとか言われてる。勿論、アニメやライトノベルでキャラは活躍している。」#niconama_talk 2011-04-12 21:32:25 佐藤純一【fhána】 @jsato_FLEET 斎藤「にも関わらず、キャラクターの定義が曖昧なのでこのを書いた。このでは東浩紀さんの動物化すえうポストモダンで示したデータベース理論に精神分析家として感じる違和感もあるので、別な視点も示した。」#niconama_talk 2011-04-12 21:34:49

    「3.11後の虚構と現実」 東浩紀×斎藤環
  • 『大きな熊が来る前に、おやすみ。』島本理生(新潮社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「ライン跨ぎ」 「他の人はこの作品についてどう言うかな?」というのが表題作を読んでの最初の感想だった。無防備というか、身も蓋もない表現が平気で出てきて、今にも「ヘイヘイ」というヤジが聞こえてきそうなのだ。冒頭など次のような具合だ。 徹平と暮らし始めて、もうすぐ半年になる。付き合ってすぐの頃に今の部屋へ二人で引っ越したから交際期間もほとんど同じぐらいだ。それでも時々は冗談で、結婚の話なんかも出る。 何なのだろう、この小説っぽくない「ふつう」さは。若い女性による作品だというのに、ぜんぜん洒落てない。だいたい暮らし始めて「半年」というセッティングには、いかにも「はじめて深刻な喧嘩をしちゃいました」的平凡さが漂っている。「付き合ってすぐの頃に今の部屋へ二人で引っ越したから」とか「交際期間も同じ」とか「それでも時々は冗談で、結婚の話なんかも出る」などと聞くと、雑誌などの結婚相談

    『大きな熊が来る前に、おやすみ。』島本理生(新潮社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • ODN:サービス終了のお知らせ

    ご訪問いただいたお客様へのお知らせ アクセスいただいたWebサービスは提供を終了いたしました。 長年にわたり、多くの皆様にご利用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。 ODNトップページへ

  • メッセージ from 近田春夫  KAN TAKAGI -BLOG-|honeyee.com Web Magazine

    時代のムードを表現したストーリーに、クリエイティブの現場から得られるリアルな情報、ライフスタイルに役立つインスピレーションまで。厳選した情報を発信するWEBマガジン。

    メッセージ from 近田春夫  KAN TAKAGI -BLOG-|honeyee.com Web Magazine
  • ハキハキした女子が好きなの? - kobeniの日記

    みなさんこんばんは、kobeniです。今日の記事は思いつきレベルだから短いよ!いやぁはじまりましたね、NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」ね。読み方は「ごう」だよ、「え」じゃないよ、言っとくけど。「え〜姫たちの戦国〜」だったらおかしいじゃん!なんか不満みたいじゃん!皆さんもちろん観てますよね。私?観てるかって?それがさぁ観なきゃ観なきゃと思いつつ、重なるんだよね子供のお風呂の時間と。だからあまりキチンと観られてないんだけど、先週たまたまチラ見したら、上野樹里ちゃん演じる江(「え」じゃない)がトヨエツ演じる織田信長に「それは、ダメにござります!」みたいなことを言ってるシーンだったんですよ。それでトヨエツが「ほぅ、おもしろい。言いにくいことを言いよる」みたいなことを答えてたと思うんですけども。それが、この回のクライマックスぽく見えたんですけれども。それで私は思ったんですが、この「江」のポイン

    ハキハキした女子が好きなの? - kobeniの日記
  • 桜からの手紙〜AKB48それぞれの卒業物語 最終話まで - 成馬零一が考えていること。

    演技は見れたものじゃないし、ストーリーはリストカットとか妊娠話とかプチダークな話のオンパレードで、90年代に野島伸司がやってたことを更に劣化させたような話なんだけど、それでも最終話まで見れば色々収穫はあったような気がする。 それぞれのエピソードがちょっとずつ放送されシャッフルされながら毎夜放送するって形式はパズル的で面白いかも。ただ、もっと各エピソードがリンクしてた方が見応えはあったのかもしれない。 ドラマとして面白かったのは、「麻友の危険な友情」と、「ひとりぼっちの由紀」「敦子の秘密」かな。 最終話の桜の再生と引き換えに死んでいく先生の姿を見ていて、あの病気で死ぬ先生がファンの象徴なのかなぁと思った。 ノートにびっしり書かれた生徒達のメモは、俺が一番あいつらのことを知ってるってことか。 そう考えると、あの一言メモはファンレターとも取れる。 桜の下には死体が埋まっているというけど、あの桜(

    桜からの手紙〜AKB48それぞれの卒業物語 最終話まで - 成馬零一が考えていること。
  • 世界を救うために、人類は週に210億時間オンラインゲームをしなくてはならない(動画)

    突拍子もないアイディアを聞くのが好きです。笑っちゃって、でも腹の底から元気がわいてきます。 もう1年くらいずっとリンクだけとっておいた、ゲームデザイナージェーン・マゴニガルによるTEDトークの動画をようやく観たのですが……まあこれが突拍子もないんですよ。 これです↓ ジェーン・マゴニガル 「ゲームで築くより良い世界」 (アクセスすると英語になっちゃう人は、動画下の「Subtitles Available in:」というところで「Japanese」を選んでください) とりあえずぜひ上の動画を見てみてください。なんだか不思議なテンションで、面白くて頭のいろいろなところが刺激されますから。 以下僕の感想。 彼女の主張はこうです。 「世界を救うために、人類は週に210億時間オンラインゲームをしなくてはならない」 ……何を言ってるのかさっぱりわからないと思いますが、現在、世界中の人々がオンラインゲー

    世界を救うために、人類は週に210億時間オンラインゲームをしなくてはならない(動画)
  • こういう人のもとでは働きたくないなあ - 紙屋研究所

    2月22日に福岡国際会議場で新卒者むけの「会社合同説明会」があって、福岡市の高島宗一郎市長が、福岡市役所への就職希望者にむけて講演をした。なぜかそれを聞くハメになり、聞いた。*1 高島市長はこの10月に自民・公明の応援で当選した、KBCのアナウンサー出身の36歳だ。ちなみに祖父は豊後高田市の市長、父もアナウンサーである。 福岡市に就職してもらうためにトップとして話をするはずの企画なんだろうけど、講演の大半は自分が放送局に受かりまくった体験にもとづく「就職活動セミナー」みたいな話になっていた。 一番の努力の無意味さ この中で一番になる努力をしている人は? (だれも手を挙げない) いないの? 君らには落ちても悔しがる権利はないよ。 他の都市の連中に絶対負けるな。 俺はキー局(の就職試験)は通らんやった。だから(面接での受け答えの)展開を変えることを試みた。ブラッシュアップさせた。5社で3回、計

    こういう人のもとでは働きたくないなあ - 紙屋研究所
  • 『思想地図β』の挑戦が意味するもの - 草食系大学院生の読書日記

    思想地図β vol.1 作者: 東浩紀,宇野常寛,千葉雅也,速水健朗,北田暁大,鈴木謙介出版社/メーカー: 合同会社コンテクチュアズ発売日: 2010/12/21メディア: 単行購入: 29人 クリック: 823回この商品を含むブログ (101件) を見る 東浩紀が創刊した『思想地図β』が発売20日で3刷が決定し、2万部を突破したそうだ。これは雑誌不況の昨今、言論誌としては異例の部数だ。しかも『思想地図β』は広告などを一切出さず、東浩紀がほとんどひとりでtwitter上で宣伝つぶやきを続けた結果、これだけの部数に達したのだからこれは言論界にとっては重大事件である。中身はともあれ、「もはや言論誌は売れない」という常識を覆してみせたからだ。 もちろん売れた原因のなかには、その内容に関係なく東浩紀個人のファンが買ってるだけとか、年明けの朝生で宣伝した効果が大きかったとか、雑誌中のアニメ絵(?)

    『思想地図β』の挑戦が意味するもの - 草食系大学院生の読書日記
  • 日本の大学入試制度は本当に間違っているのか - My Life After MIT Sloan

    今日で国立大2次試験の前期が終了。まだ後期試験が残っている人も、センターから試験続きだったのがひと段落、というところではないだろうか。 受験生と関係者の皆様はお疲れ様でした。 頑張ってる受験生をさしおいて、大学入試の時期になると「日の大学入試制度はおかしい」という議論が毎年噴出する。 こんなカンニング事件が発生したりすると、それを燃料に議論は燃える。 京大入試問題、試験中に質問サイトへ投稿、受験生か-日経新聞 そもそも日の大学入試というのは当に「おかしい」のだろうか。何が論点なのかをちょっと考えてみたい。 日の大学入試は間違っているのか 「日の大学入試が間違っている」という論の多くは、次の3点に尽きると思われる。 1) 今日が必要としてるのは、グローバルなリーダーとか起業家とかである。一回限りの筆記のみの学力試験でそういうポテンシャルを持った学生を採用できるわけがなく、試験が出