SF映画のような乗り物が日本から登場するかもしれません。「ホバーバイク」と呼ばれる、地上から浮いて移動するバイク型の乗り物を東京のベンチャー企業が開発しています。道路が整備されていない砂漠や地雷が仕掛けられた紛争地などでの利用を目指すというこの会社の理念に共感し、大手企業に加え、サッカーの本田圭佑選手も出資しています。2020年の発売を目指し、ことし12月から試験を始めるというこのベンチャー企業の社長に「ホバーバイク」離陸に向けた戦略を聞きました。(経済部記者 加藤誠) 「ホバーバイク」と呼ばれる新しい乗り物を開発している会社があると聞き、港区にある小さなビルを訪ねると、車輪がなく、かわりにシートの前後にプロペラがついた黒い機体が目に入ってきました。 この試作機を作ったのは、鉄道、橋やビルなどの建築物を画像解析で点検するドローンなどを開発するベンチャー「エアリアルラボ インダストリーズ」で