多数派ではないけれど ――中国国内の精日、親日現象をどう思う? 「観光ビザ発給条件が緩和されて以来、多くの中国人観光客は日本の文化と生活スタイルに惹かれ始めている。一方、尊大な『自国自賛』の教育に反発し、日本のアニメに影響を受け、美しい日本に憧れる人(特に若者)はどんどん増えている」 「だがそんな彼らもすべてが日本で暮らすことはできないから、せめて日本の標準に合わせて礼儀正しくし、人を敬おうと心がける。このような『知日派』中国人は日中友好の主流で、『精神的日本人』というよりも『民度が高い中国人』と呼ぶべきだろう」 そして最後に「ある国を好きか嫌いかは、その人の自由ではないだろうか。その気持は尊重すべきだ。日本の政治家は、首相でも外務大臣でも、国民の服装を批判したりしない。たとえその人が『中国人民解放軍駐日部隊』の軍服を着ていてもだ。このような自由と寛容が、私が精日である理由の一つだ」と答え