妊娠6か月。安定期に入ったものの、つわりは重くなる一方でした。 「買い物袋を抱えながら、長い距離を歩くのはつらいかな」 あの日、スーパーの出入り口に近い、優先駐車場に車を止めました。 ただ、それだけだったのに…。 その場所を必要とする人がほかにもいることはわかっています。だけど、私にとっても必要な場所だったんです。
妊娠6か月。安定期に入ったものの、つわりは重くなる一方でした。 「買い物袋を抱えながら、長い距離を歩くのはつらいかな」 あの日、スーパーの出入り口に近い、優先駐車場に車を止めました。 ただ、それだけだったのに…。 その場所を必要とする人がほかにもいることはわかっています。だけど、私にとっても必要な場所だったんです。
「今、心折れかけています」 「プロレスでは、ここ10年くらいで1回しかギブアップしていないですけど、育児では、ここ3か月で何十回もギブアップしています」 こう話すのは、数々の実績と圧倒的なパフォーマンスで現在のプロレス人気を回復させたとも言われる、新日本プロレスのスター、オカダ・カズチカ選手。 去年、第一子の長男が誕生し、プロレスラーとしては異例の2週間の育休取得を宣言しました。 “強さの象徴”ともいえるオカダ選手に待っていたのは、思わぬ“ギブアップ”の日々。 育児と向き合うオカダ選手の新たな素顔と、育児をする親たちに伝えたいメッセージとは。 (スポーツニュース部 記者 松山翔平) 去年8月、偶然1つの記事が目にとまりました。 “オカダ・カズチカ「育休頂けました」” 最強のヘビー級選手を決める新日本プロレスの大会「G1クライマックス」で連覇を果たし、その翌日、第一子の誕生と育休取得を宣言し
「アポなしの訪問だったので、とても驚いた」 児童相談所の窓口で応対した職員はそう振り返る。 その相手とは、官房長官や厚生労働大臣を歴任した元衆議院議員の塩崎恭久さん(71)だ。 塩崎さんは、里親になる研修を受けるためにはどうすればいいのか、松山市にある児童相談所に尋ねに来たのだった。 大臣時代には児童福祉法の改正を主導するなど、子ども政策にこだわってきた政治家だが、なぜいま里親になろうとしているのか。 (森 裕紀) 議員からなぜ里親に 塩崎さんは日本銀行に勤めたあと、父親の後を継ぎ、平成5年の衆議院選挙で旧愛媛1区から初当選。 その後、官房長官や厚生労働大臣を歴任した。 若手のときには、いわゆる「政策新人類」とも呼ばれ、経済や金融、社会保障など幅広い政策に明るいことで知られる。 去年6月、「新型コロナ対策など国民の健康と命を守るための政治活動に一定の区切りがついた」として、目の前に迫ってい
長かった梅雨がようやく明け、夏本番を迎える中で、楽しみといえば海やプールですよね。しかし、小さな子どもが亡くなる痛ましい水の事故が増えるのも、この時期です。 子どもは溺れるとき、大きな音でバチャバチャともがいて「助けてー!」と叫ぶ、そんなイメージはありませんか。 そんな私たちの思い込みに待ったをかける、ある投稿がツイッター上で話題となっています。 さらにこのコロナ禍で水の事故に遭う危険性が高まっているという指摘も。いったいどういうことなのでしょうか。 (ネットワーク報道部 記者 鮎合真介/斉藤直哉)
「ママをやめたい」と心の中で叫んでいる母親がいる。 何も珍しいことではない。あるネット上の調査では7割に達したという。幸せそのものにしか見えなくても心の中でそう思っている人がいるということだ。 「何を身勝手な」と感じる人もいるかもしれない。もちろん本当にやめたいわけではなく、そこまで追い詰められているということなのだと思う。 今、母親たちの身に何が起きているのか。その一端を知ってもらいたいと取材した。 (ネットワーク報道部記者 有吉桃子)
育児休暇の取得を検討している小泉環境大臣は、第一子の誕生後、3か月の間に合わせて2週間分、育児時間を確保する意向を固めました。 その結果、男性の育休取得を進めるためには制度だけでなく空気を変える必要があるとして、国会や危機管理への対応など、大臣としての公務に支障が出ないことを条件に、育児休暇を取得する意向を固めました。 具体的には、第一子の誕生後3か月の間に、休暇や短時間勤務、それにテレワークを組み合わせて、合計2週間分、育児時間を確保するということです。 このため、打ち合わせなどにはテレビ会議やメールを最大限活用するとともに、副大臣や政務官に代わりに公務に出席してもらうことも検討しています。 小泉大臣は15日、こうした方針を発表することにしています。
こんにちは、記者の岡田真理紗です。 今回は、ベビーカーでバスに乗ることについて取り上げたいと思います。きっかけは、こちらの投稿でした。 yceさん (30代・東京都) ベビーカーでのバス移動は大変。乗車するとき、降車口を開けてもらえない。開けてもらうために、ベビーカーに子供を残したまま母親が乗車口に回って、運転手へ声かけなければならない。降車口にインターホンの用意があるが、聞こえてないこともある。 ベビーカーを乗せると案の定、ベビーカー固定の座席は埋まってしまう。 他の席(優先席含め)は空いているので、「出来れば自分も座りたい」と心に秘めつつ、車内でベビーカーの置場所は固定用の座席付近に限られるので、座っている方を通せんぼするように、ベビーカーを設置する。降りられる方やバス後方に移動する方に遠慮しながら、乗車する気苦労。 ベビーカーに疲れて眠ってしまった長女(3歳)を乗せて、生後5か月の長
男性の育児休業をめぐるツイッターへの投稿がネットで話題になっています。 育休が終わった直後に転勤を命じられた場合、それは、育児をする男性への嫌がらせ、パタニティ・ハラスメント(パタハラ)にあたるのか。 労働問題に詳しい専門家は「転勤させるかどうかは就業規則に定められた範囲内なら企業の裁量」とした上で、「場合によっては法律で禁じられた不利益な取り扱いになる」と話しています。(ネットワーク報道部記者 岡田真理紗) 今月1日、ツイッターに、「夫が育休を取ったら明けて2日で関西に転勤内示/いろいろかけ合い、有給もとらせてもらえず、結局昨日で退職」「私産後4か月で家族4人を支えます」という投稿がありました。 これをめぐってネット上で反響が広がり、最初のツイートは6日までに4万件リツイートされています。 ツイッターに投稿した女性に取材したところ、夫は、ことし1月に第二子が産まれたあと、3月下旬から4月
出産を機に仕事を辞めてしまう女性は年間20万人に上り、これにともなう経済的な損失はおよそ1兆2000億円に達するとする試算がまとまりました。民間のシンクタンクは、育児休暇のさらなる充実など女性が働き続けられる環境整備の重要性を指摘しています。 それによりますと、1年間に出産を機に仕事を辞めてしまう女性は、正社員やパートなどすべて合わせるとおよそ20万人に上るとしています。 そのうえで、こうした女性たちが仕事を続けていれば得られたはずのおよそ6000億円の収入が失われるほか、キャリアを持った女性が退職することで企業の生産性が低下する影響などでもおよそ6000億円の損失が生じるとしています。 こうしたことから、経済的な損失額は全体でおよそ1兆2000億円に達すると試算しています。 また、子育てが一段落してから再就職しても、収入の低下に直面するケースが多く、そのことも経済の成長力をそいでいると指
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