曲線区間でのJR北海道キハ283系気動車。 制御付き自然振り子式車体傾斜を採用し、最大6度の傾斜角を実現している。 車体傾斜式車両(しゃたいけいしゃしきしゃりょう、英語: tilting train)とは、曲線通過時に車体を傾斜させることで、通過速度の向上と乗り心地の改善を図った鉄道車両である[1]。車体傾斜車両とも呼ばれる。 車体傾斜の方法としては、自然振り子式、制御付き自然振り子式、強制車体傾斜式、空気ばね制御による車体傾斜式など、複数のシステムが存在している[2]。 曲線部分の軌道は、通過時に車両にかかる遠心力を打ち消すため、傾斜(カント)が設けられている[3]。それでも速度が高すぎると乗客はカントで打ち消されなかった超過遠心力を感じるために乗り心地を悪化させたり[注 1]、さらには車両の転覆につながったりする。そこで、曲線通過時に車両にかかる超過遠心力の限度[注 2]を設け、さらに
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