トレンドマイクロは、コンテナ型仮想環境を提供するソフトウェア「Docker Engine Community 版」における設定の不備を悪用し、仮想通貨発掘マルウェア(「Coinminer.SH.MALXMR.ATNE」として検出)を拡散する攻撃を確認しました。感染 PC では Docker API が使用するポート「2375/TCP」および「2376/TCP」がインターネットに露出していました。 ■Docker API のセキュリティ Docker Engine は、イメージと呼ばれる単位でファイルシステムや設定を管理するコンテナ型の仮想化技術を提供するソフトウェアです。コンテナ型仮想化技術において、各仮想環境はホスト PC のオペレーティングシステム(OS)を共有します。遠隔のユーザは、Docker が提供する API を利用し、ローカルの Docker クライアントと同様に Docke
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