教科書は「図書」と定義されていて、紙でないと認められないのだ。現状では、いくらデジタルが頑張っても教科書にはなれない デジタル教科書。2010年にぐいっと動いた。タブレットなど教育にも使えるデバイスが出そろってきたのと、政権交代で政府が力を入れ始めたのが共鳴したのだ。政府は2020年に1人一1台環境を整備することを目標に掲げ、総務省と文科省とが連携して20の小中学校で実証研究を進めるに至った。 しかしその後、事態はクリンチ。政府関係者と話しても、実証研究の成果を上げていくことが必要というのが基本方針で、実証研究が事態を進めないための言い訳にも見えてきた。しかも総務省のフューチャースクール事業が仕分けに遭ってしまうありさま。政府もフラついている。 第一デジタル教科書を標榜しているが、デジタル教科書は存在しない。学校教育法、教科書発行法、著作権法の3法上、教科書は「図書」と定義されていて、つま
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