ゲーム屋の間ではおなじみのデバッグメニューをブラウザで実装してみました。 WebDebugMenu デバッグメニューとは、変数や関数を事前に登録しておき、後でメニューから値を書き換えたり関数を呼んだりできるようにする代物で、周囲の人間の話を聞くにコンソールゲーム屋の間では国内外問わずどこでも開発中こういう機能を入れていて、ほぼ共通認識になっているようです。 通常ゲーム内の 2D レンダリング機能やら UI 機能やらを使って実装するのですが、ブラウザで実装すればそれらとの依存を断てるので汎用性を高められそうです。サーバープログラムのようなグラフィック表示がないプログラムへの応用も考えられますし、ブラウザは超強力な UI エンジンでもあるので、一般的なデバッグメニューでは難しい複雑な編集機能も実装できそうです。(STL などのコンテナの中身を弄るとか、スクリプトやシェーダコードを編集できるよう