ウクライナにある世界遺産の一つで、11世紀に建てられた聖ソフィア大聖堂=キエフで2022年2月18日午後8時10分、真野森作撮影 ロシアによる侵攻が続くウクライナで、貴重な文化財が破壊の危機に瀕(ひん)している。既に博物館1カ所が被害を受け、貴重な絵画が焼失した。ロシア軍が迫る首都キエフには聖ソフィア大聖堂などの世界遺産もあり、人的被害の拡大とともに、歴史や文化の遺産が損なわれることも危惧されている。 「博物館の専門家へのリスクと、文化財への脅威を懸念している」。世界の博物館関係者らでつくる国際博物館会議(ICOM)はロシアの侵攻が始まった2月24日、声明でこう訴えた。美術館の運営などを行う米国のゲッティ財団も28日、「数百万の芸術作品が危機にさらされている。とてつもない悲劇が起きている」と危機感をあらわにした…
17年前の3月6日、愛知県の郊外にリニア浮上式鉄道が開業しました。 平成初期から開発が進む 拡大画像 磁力で浮いて走る「リニモ」(乗りものニュース編集部撮影)。 2005(平成17)年の3月6日。名古屋市の藤が丘駅と豊田市の八草駅をむすぶ、愛知高速交通の東部丘陵線、通称「リニモ」が開業しました。 この鉄道はリニアモーターで走りますが、都営大江戸線や横浜市営地下鉄グリーンラインのような「車輪のついた車両を、磁力で推進させる」というものでなく、「軌道から完全に浮いたまま、磁力で推進する」というものです。これは日本では初の営業運転の事例で、2例目は、現在建設が進められているリニア中央新幹線となる予定です。 1989(平成元)年から名古屋市の大江実験線などで開発が行われ、当時から最高速度が100km/hに達するとされていました。その後、2005年の3~9月にかけて開催された国際博覧会「愛・地球博」
「九尾の狐(きつね)伝説」で知られる栃木県那須町湯本の国指定名勝「殺生石」が真っ二つに割れたことが5日、分かった。関係者によると数年前からひびが入っていたことが確認されており、自然に割れたとみられる。 町観光商工課は、観光客が投稿したツイッターの情報などから、割れたのはここ数日ではないかとみている。岩は真ん中付近から割れており、周囲を囲んでいたしめ縄も切れていた。 町は今後、国、県とともに対応を協議する予定で、同課の阿久津正樹(あくつまさき)課長は「自然現象の可能性が高いので致し方ない。可能であれば元の形に近い状態に戻すことが理想ではないか」と話す。町観光協会の阿久津千陽(あくつちあき)会長(51)は「夕方に知らせを受けて驚いた。こういう形で話題になるとは」と困惑した様子だった。 殺生石は、那須湯本温泉近くの那須岳の斜面にある巨大な溶岩。1957年に県史跡、2014年に国の名勝に登録された
昨年のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」を欠かさず視聴していた私は、徳川慶喜と家臣の平岡円四郎の会話の中の「尽未来際(じんみらいさい)」という言葉に興味をそそられました。調べてみると仏教に関する語で、「未来の果てに至るまで」「未来永劫(えいごう)」「永遠の未来」の意でした。以来お気に入りの言葉となりましたが、調べる過程で、日常生活の中でそうとは知らずに使っている仏教由来の言葉が多くあることに気付きました。 例えば「挨拶」は禅宗の修行僧同士が悟りの程度を測り合う問答を行う「一挨一拶(いちあいいっさつ)」からきたものです。 「億劫(おっくう)」はサンスクリット語で最長の時間の単位である「劫」が「億」あることから、「あまりにも時間がかかるため」に「やる気になれない」の意に転じた語です。 「玄関」は「玄妙な道に入る関門」からきた語であり、玄は「悟りの境地」の意で、元々は寺院の入り口を玄関と呼んで
愛知県豊橋市では、ウクライナ人とロシア人が一緒に戦争に反対する抗議の活動を行い「お互いきょうだいのような関係で誰も戦争を望んでいない」と訴えました。 愛知県豊橋市の駅前の広場には、市内に住むウクライナ人とロシア人、それに日本の高校生などおよそ30人が集まり、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻への抗議活動を行いました。 豊橋市に住むウクライナ人の主婦、ナタリア・シュラムカヴァさんは「ウクライナにいる母親のことが心配です。命も文化も奪われ、子どもたちもつらい思いをしています。戦争を今すぐやめてほしい」と涙ながらに訴えました。 続いて、ナタリアさんの友人のロシア人、アンナ・クズネットソワさんが「私もウクライナに親戚がいます。ロシアとウクライナはきょうだいのような関係で親しくしてきて誰も戦争を望んでいない。ロシアでは抗議活動が難しいようなので、日本から反戦の声を伝えたい」と話しました。 このあと2
《引用・オマージュ・再構築として制作した一部の作品を、権利者の許諾を得ずに投稿・販売してしまったことは事実です》 《しかし、写真そのものをトレースしたことはございません。模写についても盗用の意図はございません》 【写真あり】著作権のエキスパートである大阪工業大学の大塚理彦教授 人気音楽ユニット『YOASOBI』のキービジュアルなどを手がけ、若者を中心に広く支持されているイラストレーター・古塔つみ氏。しかし現在、苦境に立たされている。 さかのぼること1月28日、YouTuber・コレコレの行ったライブ配信で「写真家らの作品をトレースしたような跡がある」と指摘された古塔氏。その後、ネットを中心に「古塔氏の発表してきた作品には、他者の写真や作品画像をトレースして盗作(パクリ)したようなものが複数ある」という“トレパク騒動”が起った。 そして2月3日、Twitterで古塔氏は冒頭のように声明を発表
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