Docker Desktop 4.18がリリースされてこのバージョンでDocker Scoutが使えるようになったようなので、早速触ってみました。 Docker Desktop 4.18の主な変更点の一つであるDocker Scoutは、Dockerでコンテナイメージのスキャンをしてイメージの脆弱性をあぶり出す機能です。Docker Desktopで使う場合はGUIとコマンドラインベースのCLIコマンドとして機能を実装しており、一つ前のDocker Desktop 4.17からCLI周りが機能強化されています。 例えばDockerに存在するイメージをDocker DesktopのGUIから閲覧すると、次のように表示されます。 4.17で追加された右上の「Recommended fixed」を選択して現れるウィンドウでは、現在のコンテナイメージで利用するベースイメージの問題点の洗い出し、現在