ここでは、Q4Wineを用いてアプリケーション専用のWine環境を作成して使用する流れを扱う。 「Q4Wineについて(初期設定・2009/10/16現在)」の初期設定が完了していることが前提となる。 本記事では例としてfoobar2000を扱う。 Wine環境の作成 メインウィンドウの「Prefixes」タブの「Create new」ボタンを押してWine環境作成ウィザードを開く。 2ページ目では名前(ここでは「foobar2000」とする)*1とWine環境のディレクトリ*2を指定し、「Create Wine Fake Drive」にチェックする。残りのページはそのまま進めてウィザード終了後「Fake drive creation wizard」では必要に応じてQt4の色設定を取り込んだり各種レジストリ設定の変更を行ったりする。 無事にWine環境の作成処理が成功すると「Prefixe