菅直人首相は24日昼(日本時間25日未明)、訪問先のニューヨークでモンゴルのバトボルド首相と会談した。両国がレアメタル(希少金属)や石炭、ウランなど鉱物資源共同開発に関する連携を強めていくことで一致した。 レアメタルには、中国が対日輸出手続きを停滞させるレアアース(希土類)も含まれる。バトボルド氏はレアアースを含めたレアメタル開発に向けた日本の協力拡大を要請、菅首相は海外企業が参入しやすいビジネス環境の整備を求めた。 また、菅首相はモンゴル出身の横綱白鵬が60連勝の記録を達成したことに祝意を伝えた。(ニューヨーク 酒井充)